明烏 を観た。
借金返済期限が迫ったホストのナオキ(菅田将暉)。
返済金1000万円を用意出来た事を祝って同僚と宴会を開く。
翌日の夕方に目を覚ますと、お金がどこにもない。
お店の同僚に聞いても誰も、そんなお金を見ていない。
どうやらお金を用意出来たのは夢だったらしい。。。
金を用意できなければ東京湾の底に沈められる。
同僚ホスト(城田優、若葉竜也)、金の払えない女性客(吉岡里帆)、上京してきた父親(佐藤二朗)、そして借金取り(新井浩文)。
人はどんどん出てきますが、全員頼りになりません!!
って話。
大好物の福田雄一作品です。
彼の作品はもはや主食になりつつあります。
大分楽しみにして観に行きました、上映規模が小さいのでわざわざ遠くまで行ってきました。
まーーーーー面白い!!!
腹痛くなるほど笑ったわーー!
僕が福田雄一を正式に評価した長編デビュー作”大洗にも星はふるなり”にはなかなかの衝撃を受けましたが、それに近いテイストです。
原点回帰を感じさせるワンシチュエーションコメディです。
安定の福田ファミリー、
佐藤二朗とムロツヨシを柱に菅田将暉や城田優など新顔をメインに見せています。
主演の菅田将暉は最近グイグイ来ていますね。
青春モノやらせると今トップくらいの位置に居る若手俳優ですね。
ハイテンションで最近の若者的なキャラ設定で。
結構なクドカンテイストな演技で最高でした。
でもってこの作品の一番の収穫、吉岡里帆がめっちゃ良かったんですけど!!
劇中ではブス役で変な役やってましたが、めっちゃ可愛かったです。
福田雄一って女の子を可愛く見せる天才もありますね。
主にツッコミ役をやってて、物語にテンポを与える役どころでしたが。
僕と女の子の趣味がバッチリ一緒なのかも知れないですね。
いやぁ、この作品一本で完全に惚れてしまいました。
今後追っかけること決定です。
こういう若手の掘り出し才能も僕が監督を評価する大きな要素のひとつです。
この子にこの役やらせた功績は大きいですね。
もう今後絶対売れるでしょうね。
城田優も過去のイメージを一新するほどの物凄いクセのあるチャラ男を演じてました。
冒頭とラストに歌ってる
「ペリドン ペリドン 明烏〜♪」
は相当耳に残ってしまいました。
そのままOP主題歌になってましたが、普通に城田優作詞作曲みたいになってました。
若葉竜也はどうなんだろう?と思って観てましたが、結構ハマってました。
クソ真面目なキャラ設定で”のりお”という本名のままでホストやってて。
劇中で吉岡里帆が突っ込んでいる様にホストなのにのりおって結構面白くて爆笑しました。
珍しく大好きな新井浩文も出てて、めちゃめちゃ馬鹿な役で。
演技のテイストは普段のままですが、言動がとことん馬鹿で。
山田孝之的な使われ方だと思います。
今後、この使い方もあるかもしれないですね。
封切り直後なのにガラガラでしたが、
ハイレベルな映画好きが集まってる感じでみんな声を出して笑ってました。
無言で娯楽の共有をしてるようで楽しかったです。
田舎から出てきた菅田将暉の父親役の佐藤二朗がおみやげと言って鞄からあるものを出すんですけど、
その物体とそれに対するツッコミが面白すぎて涙流して笑ってしまいました。
ハイテンポに次々と会話は展開しますが、
もうそのボケにハマってしまって1分間位立ち直れなかったです。
場面変わってるのにずっと笑い続けてしまいました。
映画館の正式コメディ映画でここまで笑わせられるって凄いですね。
これはコントと言っても過言じゃないですが。
最近、ちょっと仕事しすぎて手を抜いてるのかな?的な作品や作品中のシーンも見受けられましたが、
久々に隙のないコメディ映画でした。
キャストも内容も展開もセンスも含め相当な名画でした。
最後ちょっとムロツヨシが泣かしにくる感じでしたけど、
全然泣かせられる雰囲気でしたけど。
そういう部分でさえ小ボケを入れて、
泣かせないようにする感じは作り手たちのシャイさが伝わりますね。
誰も突っ込まないのでボケなのか?何なのか?独特のシーンでした。
あまりに面白いので2回観に行ってしまいましたが、
これは古典落語の芝浜に明烏や品川心中を混ぜた感じの物語になってたのですね。
2回目で気付きました。
これらはタイガー&ドラゴンで扱われていたので要所要所のセリフやラストの一言で思い出しました。
自分は結構落語好きですが、落語の良さも再認識させられました。
もし知らない人は落語の知識は入れないで観た方が楽しめると思います。
いやぁ、福田雄一恐るべしですね。
何かこういうバカな若者たちの徹夜の雰囲気とか好きなんですよね。
猛烈に面白い映画でした。
そんなわけで9点です。
とにかく吉岡里帆ちゃんです。
コレDVD欲しいですね。
借金返済期限が迫ったホストのナオキ(菅田将暉)。
返済金1000万円を用意出来た事を祝って同僚と宴会を開く。
翌日の夕方に目を覚ますと、お金がどこにもない。
お店の同僚に聞いても誰も、そんなお金を見ていない。
どうやらお金を用意出来たのは夢だったらしい。。。
金を用意できなければ東京湾の底に沈められる。
同僚ホスト(城田優、若葉竜也)、金の払えない女性客(吉岡里帆)、上京してきた父親(佐藤二朗)、そして借金取り(新井浩文)。
人はどんどん出てきますが、全員頼りになりません!!
って話。
大好物の福田雄一作品です。
彼の作品はもはや主食になりつつあります。
大分楽しみにして観に行きました、上映規模が小さいのでわざわざ遠くまで行ってきました。
まーーーーー面白い!!!
腹痛くなるほど笑ったわーー!
僕が福田雄一を正式に評価した長編デビュー作”大洗にも星はふるなり”にはなかなかの衝撃を受けましたが、それに近いテイストです。
原点回帰を感じさせるワンシチュエーションコメディです。
安定の福田ファミリー、
佐藤二朗とムロツヨシを柱に菅田将暉や城田優など新顔をメインに見せています。
主演の菅田将暉は最近グイグイ来ていますね。
青春モノやらせると今トップくらいの位置に居る若手俳優ですね。
ハイテンションで最近の若者的なキャラ設定で。
結構なクドカンテイストな演技で最高でした。
でもってこの作品の一番の収穫、吉岡里帆がめっちゃ良かったんですけど!!
劇中ではブス役で変な役やってましたが、めっちゃ可愛かったです。
福田雄一って女の子を可愛く見せる天才もありますね。
主にツッコミ役をやってて、物語にテンポを与える役どころでしたが。
僕と女の子の趣味がバッチリ一緒なのかも知れないですね。
いやぁ、この作品一本で完全に惚れてしまいました。
今後追っかけること決定です。
こういう若手の掘り出し才能も僕が監督を評価する大きな要素のひとつです。
この子にこの役やらせた功績は大きいですね。
もう今後絶対売れるでしょうね。
城田優も過去のイメージを一新するほどの物凄いクセのあるチャラ男を演じてました。
冒頭とラストに歌ってる
「ペリドン ペリドン 明烏〜♪」
は相当耳に残ってしまいました。
そのままOP主題歌になってましたが、普通に城田優作詞作曲みたいになってました。
若葉竜也はどうなんだろう?と思って観てましたが、結構ハマってました。
クソ真面目なキャラ設定で”のりお”という本名のままでホストやってて。
劇中で吉岡里帆が突っ込んでいる様にホストなのにのりおって結構面白くて爆笑しました。
珍しく大好きな新井浩文も出てて、めちゃめちゃ馬鹿な役で。
演技のテイストは普段のままですが、言動がとことん馬鹿で。
山田孝之的な使われ方だと思います。
今後、この使い方もあるかもしれないですね。
封切り直後なのにガラガラでしたが、
ハイレベルな映画好きが集まってる感じでみんな声を出して笑ってました。
無言で娯楽の共有をしてるようで楽しかったです。
田舎から出てきた菅田将暉の父親役の佐藤二朗がおみやげと言って鞄からあるものを出すんですけど、
その物体とそれに対するツッコミが面白すぎて涙流して笑ってしまいました。
ハイテンポに次々と会話は展開しますが、
もうそのボケにハマってしまって1分間位立ち直れなかったです。
場面変わってるのにずっと笑い続けてしまいました。
映画館の正式コメディ映画でここまで笑わせられるって凄いですね。
これはコントと言っても過言じゃないですが。
最近、ちょっと仕事しすぎて手を抜いてるのかな?的な作品や作品中のシーンも見受けられましたが、
久々に隙のないコメディ映画でした。
キャストも内容も展開もセンスも含め相当な名画でした。
最後ちょっとムロツヨシが泣かしにくる感じでしたけど、
全然泣かせられる雰囲気でしたけど。
そういう部分でさえ小ボケを入れて、
泣かせないようにする感じは作り手たちのシャイさが伝わりますね。
誰も突っ込まないのでボケなのか?何なのか?独特のシーンでした。
あまりに面白いので2回観に行ってしまいましたが、
これは古典落語の芝浜に明烏や品川心中を混ぜた感じの物語になってたのですね。
2回目で気付きました。
これらはタイガー&ドラゴンで扱われていたので要所要所のセリフやラストの一言で思い出しました。
自分は結構落語好きですが、落語の良さも再認識させられました。
もし知らない人は落語の知識は入れないで観た方が楽しめると思います。
いやぁ、福田雄一恐るべしですね。
何かこういうバカな若者たちの徹夜の雰囲気とか好きなんですよね。
猛烈に面白い映画でした。
そんなわけで9点です。
とにかく吉岡里帆ちゃんです。
コレDVD欲しいですね。