ライフ
を観ました。
6名の宇宙飛行士が 火星で発見した<未知なる生命体>。彼らは知らないーー。
世紀の大発見が大惨劇を招くものになることを。
それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。
小さく美しく、無駄なものが一切ない、”筋肉”と”脳”だけでできている。
どんな状況でも生き続け、相手にあわせて進化する。最初のターゲットは人間。6人の宇宙飛行士。
ダニエル・エスピノーサ監督です。
毎度のことながら前情報無しで観に行きました。
タイトルから漠然とイメージしていた作品とはまるで違いました。
まず舞台が宇宙のSFでびっくりしました。
で真田広之が出てきてびっくり、その後もジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ等が出てきて、
思ってたより全然豪華キャストで驚きました。
作風としてはゼロ・グラビティの影響を感じてしまうような狭い宇宙船でのトラブル描写です。
雑な説明をするならば、ゼロ・グラビティのエイリアンバージョンと言えば一番わかり易い気もします。
冒頭10分くらいはバードマンみたいなワンカットで宇宙船内を動き一連の作業を見事に表現していました。
そのような手法含め空間の様子が伝わりやすいカメラワーク、編集でした。
この手の感じは個人的にはなかなか好みです。
序盤はなんかそれぞれ特別な技術を持ったプロフェッショナル達がスマートに調査活動している描写で。
食事シーンや地球との交信などほのぼのでアットホームで、意外とそれだけでも見れるのでは?
と思ってしまいました。
何も事件・事故が起きない宇宙舞台のSFを作る人が出てきたら凄いだろうな、と思いました。
火星探査機の中で発見した単細胞生物が成長していくエイリアンでしたが。
知らずに観ていたので見つけたエイリアンが善なのか?悪なのか?もわからなかったです。
うっすら嫌な予感は漂っていたので後半の展開は納得ですが。
完全なシステムの上に完璧に見える安全確保がある状況で、ここまで厳重な隔離がされていれば大丈夫だろう、
と思えましたが、うまい具合にその安全が崩れていき、どんどん最悪の状態になり。
あっという間にまるで安全でない状況になるのは良かったです。
宇宙人の造形や行動が斬新で、手塚治虫作品のようでした。
対して大きくもなくイカみたいな軟体動物で。
血を吸って大きくなるようで。
叩いても燃やしても死なないし、宇宙空間に放り出しても死なないし。
とにかく不死身でした。
ストーリーはシンプルで王道エイリアン作品的に6人の乗組員が一人また一人とやられて行く感じです。
ただエイリアンの造形やその生態に関してはなかなか科学的説得力はありました。
全体的に論理的な作品だったのでそこは良かったですね。
あまり好みではないわかり易いベタな展開や少々のドジもありますが。
なんか展開が生々しくて、エイリアンを倒そうとする方法なんかも生々しかったですね。
ああ、わかるわかる、その方法で追い出したいよね、みたいな共感する気持ちで見れました。
主演はジェイク・ギレンホール、宇宙船に最も長く滞在している医者でした。
この人だけ何故かちょっと人生に絶望しているような、元々生きることに執着が無い感じでした。
クールで勇敢でした。
レベッカ・ファーガソンが別の機関から派遣されてきた検疫官で、意外と重要な役でした。
パニックになること無くクールに応対しているのは良かったです。
ライアン・レイノルズは中では頭脳より技術が売りなエンジニアでした。
陽気でムードメーカーで非常に正義感が強かったです。
なんというか彼の使い方が豪華に思いました。
真田広之は船内の機械を操るシステムエンジニアで、操縦士のような雰囲気でもありました。
ベテランのようでクールで渋かったです。
地球で子供が生まれ、最も地球に帰りたいという、死ねないという意思が強い役どころでした。
この面子の中に真田広之が居るのは日本人として誇らしいですね。
アリヨン・バカレが宇宙生物学者で全員の中でも最もエース的な存在で頭脳って感じでした。
ただ彼の行き過ぎた調査がエイリアンを呼び覚ましてしまい、ほれ見たことか!って感じでした。
オルガ・ディホヴィチナヤが司令官でした。
毅然と勇敢なボスでした。
なんか斬新なエイリアン映画でシンプルに楽しかったです。
展開のテンポもよくて退屈を感じる好きは皆無でした。
映像のクオリティも高かったです。
そんなわけで8点。
を観ました。
6名の宇宙飛行士が 火星で発見した<未知なる生命体>。彼らは知らないーー。
世紀の大発見が大惨劇を招くものになることを。
それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。
小さく美しく、無駄なものが一切ない、”筋肉”と”脳”だけでできている。
どんな状況でも生き続け、相手にあわせて進化する。最初のターゲットは人間。6人の宇宙飛行士。
ダニエル・エスピノーサ監督です。
毎度のことながら前情報無しで観に行きました。
タイトルから漠然とイメージしていた作品とはまるで違いました。
まず舞台が宇宙のSFでびっくりしました。
で真田広之が出てきてびっくり、その後もジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ等が出てきて、
思ってたより全然豪華キャストで驚きました。
作風としてはゼロ・グラビティの影響を感じてしまうような狭い宇宙船でのトラブル描写です。
雑な説明をするならば、ゼロ・グラビティのエイリアンバージョンと言えば一番わかり易い気もします。
冒頭10分くらいはバードマンみたいなワンカットで宇宙船内を動き一連の作業を見事に表現していました。
そのような手法含め空間の様子が伝わりやすいカメラワーク、編集でした。
この手の感じは個人的にはなかなか好みです。
序盤はなんかそれぞれ特別な技術を持ったプロフェッショナル達がスマートに調査活動している描写で。
食事シーンや地球との交信などほのぼのでアットホームで、意外とそれだけでも見れるのでは?
と思ってしまいました。
何も事件・事故が起きない宇宙舞台のSFを作る人が出てきたら凄いだろうな、と思いました。
火星探査機の中で発見した単細胞生物が成長していくエイリアンでしたが。
知らずに観ていたので見つけたエイリアンが善なのか?悪なのか?もわからなかったです。
うっすら嫌な予感は漂っていたので後半の展開は納得ですが。
完全なシステムの上に完璧に見える安全確保がある状況で、ここまで厳重な隔離がされていれば大丈夫だろう、
と思えましたが、うまい具合にその安全が崩れていき、どんどん最悪の状態になり。
あっという間にまるで安全でない状況になるのは良かったです。
宇宙人の造形や行動が斬新で、手塚治虫作品のようでした。
対して大きくもなくイカみたいな軟体動物で。
血を吸って大きくなるようで。
叩いても燃やしても死なないし、宇宙空間に放り出しても死なないし。
とにかく不死身でした。
ストーリーはシンプルで王道エイリアン作品的に6人の乗組員が一人また一人とやられて行く感じです。
ただエイリアンの造形やその生態に関してはなかなか科学的説得力はありました。
全体的に論理的な作品だったのでそこは良かったですね。
あまり好みではないわかり易いベタな展開や少々のドジもありますが。
なんか展開が生々しくて、エイリアンを倒そうとする方法なんかも生々しかったですね。
ああ、わかるわかる、その方法で追い出したいよね、みたいな共感する気持ちで見れました。
主演はジェイク・ギレンホール、宇宙船に最も長く滞在している医者でした。
この人だけ何故かちょっと人生に絶望しているような、元々生きることに執着が無い感じでした。
クールで勇敢でした。
レベッカ・ファーガソンが別の機関から派遣されてきた検疫官で、意外と重要な役でした。
パニックになること無くクールに応対しているのは良かったです。
ライアン・レイノルズは中では頭脳より技術が売りなエンジニアでした。
陽気でムードメーカーで非常に正義感が強かったです。
なんというか彼の使い方が豪華に思いました。
真田広之は船内の機械を操るシステムエンジニアで、操縦士のような雰囲気でもありました。
ベテランのようでクールで渋かったです。
地球で子供が生まれ、最も地球に帰りたいという、死ねないという意思が強い役どころでした。
この面子の中に真田広之が居るのは日本人として誇らしいですね。
アリヨン・バカレが宇宙生物学者で全員の中でも最もエース的な存在で頭脳って感じでした。
ただ彼の行き過ぎた調査がエイリアンを呼び覚ましてしまい、ほれ見たことか!って感じでした。
オルガ・ディホヴィチナヤが司令官でした。
毅然と勇敢なボスでした。
なんか斬新なエイリアン映画でシンプルに楽しかったです。
展開のテンポもよくて退屈を感じる好きは皆無でした。
映像のクオリティも高かったです。
そんなわけで8点。