新居にて

兄が新居を建てたのでその手伝いをする。
徹夜明けでしんどかったが手伝う。

重度の椎間板ヘルニアな自分は力仕事は出来ないので頭脳派で貢献する。
兄夫婦はコンピュータ関係、家電関係は全く無知なので僕が全部面倒見る。

引っ越しとともに以前に僕が勧めた光回線に変えたのでそれの接続をしてあげる。
兄夫婦は自力でネット接続すら出来ないので。
無線LANルーターを買ってきてあげて、無線LANの設定をしてあげる。

今までノートパソコンを有線でネットに繋いでいただけなので、全部無線化して家中のネットを繋げる機器を全て繋いだ。

最初は無関心だった兄嫁も感動してくれた。

かわいがっている甥っ子は自我が目覚め始め僕に懐かなくなってきた。
それは寂しい出来事だった。

小学校1年の姪っ子は夏休み最終日ということで翌日の準備をしていた。
夏の終わりを感じずにはいられない。

自分には何の境界線も無いが、幼い頃には沢山の境界線があった。
知らぬ間にそれらを飛び越えて来て、いつの間にか歳を取り腰が痛くなっていた。

今年は自分の中で革命が起きたので、
西日本を放浪して、色々考え、また新しい自分を見つけた夏であった。
いつまでも、生きているうちはこうしてラインを越えていたいと切に願う。

そして姪っ子と同様に、僕の2013年の夏も今日終わった。