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Jリーグ 2010 開幕戦 FC東京対マリノス

2010年03月06日 | サッカー
今年もやってきたJリーグの開幕。

残念ながらジェフ千葉がJ2に行ってしまったので、味の素スタジアムにFC東京対横浜Fマリノスの試合を観に行った。

例年のように開幕のセレモニー的なイベントは無かったが3万人近く入ったサポーターの熱気はなかなかのものだった。

どのチームのサポーターも期待はあるだろうが、僕も今年のマリノスにはいつもより少し大きめな期待をしていた。

当然木村和司監督と中村俊輔という2大スターが帰ってきたからである。
中村俊輔は登録が間に合わず出番が無かったが、それを抜きにしても良いサッカーの期待をした。

しかし、残念ながら試合は停滞気味の90分間。
両チームともどんなサッカーを目指しているのかが見えない試合でした。
特にマリノスの方が全く狙いが分からないままなんとなく試合に望んだように感じてしまいました。

FC東京が思ったより守備的で固く、マリノスは相変わらずこれと言った打開策がない。

木村和司監督采配としては長谷川アーリアのFWコンバート、金井のボランチ起用。
怪我で松田と栗原を欠いて居るから、スタメン発表を観た時、高さのある河合を使った方がいいんじゃないか?と感じてしまいました。

栗原の代わりに入った小椋は広い守備範囲でそこそこ危険を食い止めていたが、やはり高さでは平山に圧倒されていました。

セットプレーも中澤が徹底マークされ迫力に欠けました。
アーリアは背は高いけれど足元テクニシャンなのでヘディングは弱いです。

右サイドの藤田は非常に固い守備で、ハイボールにも強く、長友以上にサイドを支配していました。
初めて見た選手でしたが、ほとんど抜かれる事がなく安心して見れる選手でした。

狩野は持ち味を活かせないまま後半途中で坂田と交代してしまいました。
素人考えでは坂田と狩野はセットで使うべきだと思ってしまいます。
狩野を下げた事により、中盤で縦のパスは激減し、苦しいサイドアタックのみのようなサッカーになってしまっていました。

この日キレていた山瀬がかなり孤軍奮闘していたが、基本的に山瀬ひとりで3人くらい相手していたので厳しかったです。
でも結構ワクワクさせてくれました。

後半ロスタイムに一瞬前がかりになったマリノスに石川が素晴らしいドリブルとパスで平山のゴールを演出し、カウンターアタックを成功させた。

FC東京は中村北斗が攻撃で目立ってました。
徳永のボランチ起用は初めて見ましたがやはりサイドで使うべき選手だと思いました。
しかし右サイドに入っていた椋原はアグレッシブに攻撃参加していて印象的な選手でした。
両チームとも右サイドバックが素晴らしかったです。

しかし両チームともペナルティエリア内のプレーが少なく個人的には非常につまらなく感じた試合でした。

マリノスは松田と栗原が居ないとなんだかオーラが激減します。
中澤はさすがのオーラがありますが、パッと見J2のチームみたいにも見えてしまいます。

しかし俊輔が入れば、山瀬や狩野のマークもゆるくなると思われるので、特に山瀬にとってはいい環境が出来ると思いますし、期待してしまいます。

毎年昇格組には弱いマリノスなので次節の湘南戦は心配ですが、湘南は地元のチームだし同じ位好きなので試合が面白ければどっちが勝っても喜ぶ事にします。

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