ちはやふる~下の句~
を観ました。
新に東京都大会優勝を報告する千早に、思わぬ新の告白「かるたはもうやらん…」。
ショックを受ける千早だが、全国大会へ向けて仲間たちと懸命に練習に励む。そんな中、千早は、同級生ながら最強のクイーンと呼ばれる若宮詩暢の存在を知る。全国大会の個人戦で詩暢と対決する可能性がある。
新に「強くなったな」って言われたい、詩暢に勝てばもう一度新とかるたを取れるかもしれない…
小泉徳宏監督作品です。
予想外に高評価した上の句、かなりの期待度で観に行きましたが。
いやはや、期待通りに面白かったです!
心が震えるほどの感動でした。
こういう青春爆発系をこの品質で描かれると自分はかなりやられてしまうのですよね。
小泉徳宏監督はこのクラスの映画監督としては若い方だと思いますが、才能ありますね。
なんというか、諸々が完璧の完成度だと思いました。
青春質感の淡い映像、ドアップ・スローモーションの美しさ、かるたを表現するにふさわしい下アングルからのカット、登場人物達のモーションのかっこよさ、どれも非常に高品質でした。
そして脚本もかなり上質です。
もちろんのトラブルが幾つか起きますが、一つ一つがあまりに適切な尺で描かれ一気に盛り上げ適切に解決します。
それがあまりにナチュラルなので普通の人が気にならないくらいの
品質でダレるシーンがほぼ無かったように思います。
この辺に次世代監督の素質を感じました。
トリッキーさや独創性で次世代を示すアーティストは世の中に多いですが、王道の見せ方を変える人はそれはそれで尊敬しますね。
やはり大好きな広瀬すずの可愛さ、演技の溌剌さはピカイチです。
今までの彼女の役でも最もハマった役どころだと思います。
見た目の可愛さ、その上で女の子らしさを露骨に出さないキャラクター、独特な声質、動きのかっこよさ。
どれも本当に素晴らしかったです。
野村周平もたくさん見かけますが、かなり上位にくる素晴らしい役どころと演技でした。
カッコいいし男から見ても応援したくなる役どころでした。
松岡茉優が最強のクイーンとして登場しますが、この期に及んでどうその強さを描くのか?と思いましたが見事でした。
凄いしなやかで静かで早くて。
かなりカッコ良かったです。
それでいて普段のセンスが全然ないという愛すべき要素を持っている点も素晴らしかったです。
ライバルも憎き女ではなく愛せるキャラ設定はいいですね。
真剣佑も静かな存在感ですが、相変わらずのハンサムで良いです。
そして僕の好きな矢本悠馬は相変わらず良い味出していてコメディ担当でした。
密かにこの子の一言一言が物語を引き締める重要な役割を持っていました。
上白石萌音、森永悠希は前作からすっかり成長して貫禄すら感じさせる感じになっていて、フィーチャーされるシーンは無かったですが良かったですね。
とにかく青春爆発な感じがたまらなすぎて、終わり方も昇華していくようなストーリーを越えるような爽やかさで感動しました。
スラムダンクやピンポンで培われた日本漫画の一つのフォーマットに従ってると思いますが。
そこにまた一つ加えても良いような名作ですね。
かるたブーム作れるくらいのエネルギーがあったと思います。
決して僕好みのジャンルでは無いですが、このクオリティは見事だと思います。
なんというか、欠点のない印象で、この素材をマックスに表現するにはスタッフ、キャストが完璧の仕事をしたと思います。
続編が作られるということなので期待しますね。
自分の子供の名前を千早にしたくなりました。
そんなわけで9点です。
を観ました。
新に東京都大会優勝を報告する千早に、思わぬ新の告白「かるたはもうやらん…」。
ショックを受ける千早だが、全国大会へ向けて仲間たちと懸命に練習に励む。そんな中、千早は、同級生ながら最強のクイーンと呼ばれる若宮詩暢の存在を知る。全国大会の個人戦で詩暢と対決する可能性がある。
新に「強くなったな」って言われたい、詩暢に勝てばもう一度新とかるたを取れるかもしれない…
小泉徳宏監督作品です。
予想外に高評価した上の句、かなりの期待度で観に行きましたが。
いやはや、期待通りに面白かったです!
心が震えるほどの感動でした。
こういう青春爆発系をこの品質で描かれると自分はかなりやられてしまうのですよね。
小泉徳宏監督はこのクラスの映画監督としては若い方だと思いますが、才能ありますね。
なんというか、諸々が完璧の完成度だと思いました。
青春質感の淡い映像、ドアップ・スローモーションの美しさ、かるたを表現するにふさわしい下アングルからのカット、登場人物達のモーションのかっこよさ、どれも非常に高品質でした。
そして脚本もかなり上質です。
もちろんのトラブルが幾つか起きますが、一つ一つがあまりに適切な尺で描かれ一気に盛り上げ適切に解決します。
それがあまりにナチュラルなので普通の人が気にならないくらいの
品質でダレるシーンがほぼ無かったように思います。
この辺に次世代監督の素質を感じました。
トリッキーさや独創性で次世代を示すアーティストは世の中に多いですが、王道の見せ方を変える人はそれはそれで尊敬しますね。
やはり大好きな広瀬すずの可愛さ、演技の溌剌さはピカイチです。
今までの彼女の役でも最もハマった役どころだと思います。
見た目の可愛さ、その上で女の子らしさを露骨に出さないキャラクター、独特な声質、動きのかっこよさ。
どれも本当に素晴らしかったです。
野村周平もたくさん見かけますが、かなり上位にくる素晴らしい役どころと演技でした。
カッコいいし男から見ても応援したくなる役どころでした。
松岡茉優が最強のクイーンとして登場しますが、この期に及んでどうその強さを描くのか?と思いましたが見事でした。
凄いしなやかで静かで早くて。
かなりカッコ良かったです。
それでいて普段のセンスが全然ないという愛すべき要素を持っている点も素晴らしかったです。
ライバルも憎き女ではなく愛せるキャラ設定はいいですね。
真剣佑も静かな存在感ですが、相変わらずのハンサムで良いです。
そして僕の好きな矢本悠馬は相変わらず良い味出していてコメディ担当でした。
密かにこの子の一言一言が物語を引き締める重要な役割を持っていました。
上白石萌音、森永悠希は前作からすっかり成長して貫禄すら感じさせる感じになっていて、フィーチャーされるシーンは無かったですが良かったですね。
とにかく青春爆発な感じがたまらなすぎて、終わり方も昇華していくようなストーリーを越えるような爽やかさで感動しました。
スラムダンクやピンポンで培われた日本漫画の一つのフォーマットに従ってると思いますが。
そこにまた一つ加えても良いような名作ですね。
かるたブーム作れるくらいのエネルギーがあったと思います。
決して僕好みのジャンルでは無いですが、このクオリティは見事だと思います。
なんというか、欠点のない印象で、この素材をマックスに表現するにはスタッフ、キャストが完璧の仕事をしたと思います。
続編が作られるということなので期待しますね。
自分の子供の名前を千早にしたくなりました。
そんなわけで9点です。