メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

テラフォーマーズ

2016年05月07日 | 映画
テラフォーマーズ。


21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと“ある生物”を送ることで火星を地球化させようとした。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。ところが、“ある生物”は人型に異常進化した凶暴な驚愕生物へと姿を変え、隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況のなか、彼らの身体に秘策が仕込まれていたことが明かされる。昆虫のDNAによって虫の姿に“変異”し、超人的なパワーを発揮できるのだ。騙されたことに怒りながらも、どう猛すぎる力を与えられた小町小吉(伊藤英明)のもと立ち上がる隊員。ついに人類対テラフォーマーの壮絶な戦いが始まる!だが、その裏で、もうひとつの陰謀が着々と進んでいた─。


もうすっかり巨匠の域の三池崇史監督です。

人気マンガの実写化です。
ただ原作は読んでなく、全く内容を知らないです。

なかなかぶっ飛んだSFでした。
しかし今まで観てきた日本のSFの中でもかなり上位に来るような映像世界だったと思います。

未来の人口爆発した日本の風景がもうかなりのブレードランナー的世界観で興奮しました。
僕はブレードランナーの世界観が大好きなのです。
凄いスラム感と雑多過ぎる街の密度、巨大な電飾の数々。
かなりの完成度だったと思います。

大半はもちろん火星でのシーンですがそれも海外の映画に劣らない品質の映像でした。
ちょっと飛んだ、ふざけてると言っても良いような作品ですが、前提としての映像力は十分だったと思います。
SFって映像がしょぼいだけで一気に萎えたりすることもあるので。
例えふざけた内容でもSFに映像力は必要だと思います。

火星着いてからはとことん予想を裏切るような展開の連続で。
進化したゴキブリが強すぎて。
一匹でさえ強いのに何万匹もいます。
強いメンバーや主要メンバーがびっくりするような展開であっさりやられちゃったりしてショッキングです。

そういうのを冒頭に見せられるので、誰もが死ぬかもしれないという緊張感は与えられます。

しかしびっくりするような豪華キャスト。
三池崇史監督だから集まるのでしょう。

この豪華キャストで主役の伊藤英明は十分な存在感でした。

自分の好きな山田孝之、小栗旬もいい役で参加しています。
とかく唯一の悪役な小栗旬がなかなかのクセのあるキャラを演じていました。
意外に約幅広いですね。

山田孝之は久々にオタクの役でした。
チンピラからオタクまでいい塩梅でこなしますね。

武井咲は可愛いし、コスチュームの影響でセクシーに見えました。
すっかり大人っぽくなってきましたね。

最近ではすっかり名女優の小池栄子も非常に良い味だしてました。

予想外の展開が続いて最後の終わり方まで予想外でした。
結構続編いけそうな終わり方だったと思うので続編やると思います。
だいたい三池崇史監督の映画って続編作られるイメージ強いですからね。
原作も続いているようなので。


そんなわけで6点です。
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