メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

東京の街が奏でる 第二夜 (その三)

2012年03月24日 | 音楽
再び語り。

オザケンはインド映画が好きという話。
インド映画は日本であまり人気が無いので日本語約もされないのでなかなか見る機会が無い。
インド映画には輪廻オチというものがある。
それはかなりの頻度で現れる、と言う話。
ヒーローとヒロインが火事に巻き込まれヒロインを助ける為に死ぬヒーロー。
次の場面突然場面と時代が変わって同じ役者が店員と客になっている。
そして見つめ合う二人、と言うオチらしいです。
後ろで中村キタローさんと真城めぐみさんがオザケンの語りに合わせてコントしてました。
そうしてオザケンの最もしっくり来るというテンポ130の話。
オザケンはそれを「130グルーブ」と呼ぶそうです。
「愛し愛されて生きるのさ」が丁度それに当たるそうです。
僕がこんな痩せた体型でこんな手の長さだからこのテンポが自然と出てくるそうです。
違った体型だったらもっと別のテンポがしっくりきたのかも知れない、と。
スタジオに入るといつもこのテンポの曲から中村キタローさんと合わせるそうです。
そう言って次の曲

17、暗闇から手を伸ばせ

「愛し愛されて生きるのさ」をやらないのか?という空気感。
しかしコレもいい曲。
かなりノリノリで演奏するオザケン、
ノリノリになりすぎたのか何度も歌詞が飛んでました。

そうして同じテンポで繋がって次の曲

18、愛し愛されて生きるのさ

もうボルテージ絶頂でした。
後ろのスクリーンには主にオザケンですが
中村キタローさんと真城めぐみさんなど3人の若いころの映像が流れてました。
オザケンの昔のオフショットみたいのからプロモみたいな映像でした。
とっても楽しい空気感でした。
途中の語りの部分ではもの凄い歓声が上がってました。

ちょっと過去の自分達の映像のことをいじって物販の話。

東京の街が奏でるTシャツの由来。
ニューヨークではニューヨークの事を書かれたTシャツを着る人が多い。
自分も好きでよく着る、街と一体になった気分で力が湧くそうです。
東京にはあまりそういうのが無いから作ってみたそうです。
星が描かれたBelieveスカーフ。
あと去年のライブCDや本などが入った作品集の宣伝。
(買いました)

19、ラブリー

さすがの盛り上がり、クライマックス感が出てました。
なんとも幸せな時間。

20、ある光

たたみかけのラスト。
盛り上がりの最後。
唯一エレキギターを使ってこの曲。
途中の語りの部分ではものすごい歓声が上がってました。
語りの度にすごい歓声でした。
お客さんと一体になって作ってるコンサートって感じでした。

もう終わりという感じで次の曲、新曲

21、神秘的

とても素敵な曲でした。
これリリースしてくれるのでしょうか?

そろそろオペラシティを追い出されそうと言いながら、メンバー紹介。
そのあとGAMOさんを呼び込んで紹介。
そうして音楽の面白いところは、散々リハーサルしたものより、
リハーサル無しで即興でやった方が緊張感があっていいものが出来る事がある、
とGAMOさんを即興で参加させて、
中村キタローさんのコーラス用マイクでサックスを拾って演奏。

22、ドアをノックするのは誰だ?

もう打上げのような、パーティの様な空気感。
ステージも客席も暖まりきって最高のコンサートでした。

そうして最後は一人で締めようと思います、
とメンバーを帰らせる。

そうしてしっとりと弾き語る。

23、東京の街が奏でる

短く、バラード調でした。
スケールの大きな、オザケンらしいテーマ。
凄くいい曲でした。

そのまま暗転して終了。

3時間半位の非常に長いコンサートでした。
手拍子しすぎて手が痛かったです。


なんだか小沢健二という生き方を見せられた感じでした。
収入を気にすることもなく、
世界を見て感じたことを素敵に伝える活動家。
本人も言ってましたが、
気がむいた時しかコンサートしないので、
たまにしかやらないので力が入りすぎちゃう、と。
なので一回一回が濃密で素晴らしいものになってます。

とにかくあまりに素敵なコンサートで、
夢から覚めない気持ちでした。

思い出すだけで涙が出そうで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京の街が奏でる 第二夜 ... | トップ | R-1ぐらんぷり2012 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。