ザ・サークル
を観ました。
世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業〈サークル〉。創始者でありカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)が掲げる理想は、全人類がすべてを隠す事なくオープンにする“完全な”社会だ。
大きな輪を意味する〈サークル〉では、誰もがいつでもつながりあい、互いの体験をシェアしあい、最高に刺激的な毎日を送ることができる。
憧れの最先端企業〈サークル〉社に採用され、日々奮闘する24歳の新人・メイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけにベイリーの目に留まり、新サービス〈シーチェンジ〉の実験モデルに大抜擢される。
至るところに設置された超小型カメラにより自らの24時間をすべて公開したメイは、あっという間に一千万人を超えるのフォロワーを獲得し、アイドル的な存在となる。
ベイリーの理想「全人類の透明化」を実現するため、更なる新サービス〈ソウルサーチ〉の公開実験に臨むメイ。
だがそこには思わぬ悲劇が待ち受けていた。
あまりにも膨大な善意の渦に隠された〈サークル〉の重大な欠陥に気付き始めるメイだったが——。
ジェームズ・ポンソルト監督作品です。
多分初めましてな監督です。
予告の時点から非常に現代的な、SNS時代への警鐘を鳴らす作品な雰囲気でした。
観てみたらその通りな映画でした。
モデル的にはフェイスブックが近そうでした。
SNS企業が次々と新機能を開発して行きますが、
それはかなりリアリティでITに携わる自分としてもかなり参考になりました。
アカウントの共通化、無線小型カメラの映像シェア、ネット選挙、生活をオープンにするなど。
フェイスブックあたりならば実際にこんな事できるのでは?と思いました。
SNSって本来閉ざされていた生活の部分をオープンにする行為だと思いますが。
生活全部がオープンになるという行き過ぎたSNSがテーマになっていました。
ただそれにより主人公が命を救われたりするので懐疑的だった新入社員の主人公が先頭に立って、
どんどん社会的影響力を持っていくお話でした。
出てくる人間が極端すぎて、ちょっと不自然さは感じました。
行き過ぎたSNSを表現するために、仲間意識の押し売りだったり、シェアの強要だったり。
映画の尺で社会の狂気を描こうとするがゆえにかなり強引さは感じました。
何の演説をしても賞賛して盛り上がる群衆心理もちょっと疑問でした。
群衆には全く感情が無いと言うような設定でした。
システムの開発者がキーマン的に現れますが、意味深さはありますが対して意味が無い感じでした。
コレで何にもないのかい!な気分は強かったです。
姿を隠しているのか?そうではないのか?もちょっとよくわからなかったです。
勧善懲悪がはっきりしない描写は好みですが、
最後に罰を受けるような人が居ますが、果たしてそこまで罰を受けるほど悪役なのか?
明確に悪事が示されるわけでもなく、コレはちょっと可愛そうだな、と思いました。
エマ・ストーンはすっかり良い女優になってきましたね。
主役をやるに十分な存在感と美貌があっていいですね。
それにしても童顔ですね。
トム・ハンクスが珍しく悪役的なポジションでした。
ただそこまで悪でもないようなちょっとはっきりしないポジションでした。
この微妙さは逆にリアリティでもあるかな?とも思いましたが。
エラー・コルトレーンが出ていました。
6歳のボクが大人になるまで、の子ですね。
もっと出て欲しいですね。
スターウォーズの印象が強いジョン・ボイエガがエンジニア役でした。
結構好みの役者ですがエンジニアにしてはマッチョすぎる気がしました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの印象が強いカレン・ギランですが、
今作は普通の役で美人でした。
日本人に人気が出そうな美人だと思いました。
描きたいテーマは十分にわかり、それは達成していると思いますが。
もう少し上手にやってほしいとは思いました。
とにかく極端だな、な感想です。
UIのデザインはかなりスマートで憧れました。
パクろうと思います。
そんなわけで5点。
を観ました。
世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業〈サークル〉。創始者でありカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)が掲げる理想は、全人類がすべてを隠す事なくオープンにする“完全な”社会だ。
大きな輪を意味する〈サークル〉では、誰もがいつでもつながりあい、互いの体験をシェアしあい、最高に刺激的な毎日を送ることができる。
憧れの最先端企業〈サークル〉社に採用され、日々奮闘する24歳の新人・メイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけにベイリーの目に留まり、新サービス〈シーチェンジ〉の実験モデルに大抜擢される。
至るところに設置された超小型カメラにより自らの24時間をすべて公開したメイは、あっという間に一千万人を超えるのフォロワーを獲得し、アイドル的な存在となる。
ベイリーの理想「全人類の透明化」を実現するため、更なる新サービス〈ソウルサーチ〉の公開実験に臨むメイ。
だがそこには思わぬ悲劇が待ち受けていた。
あまりにも膨大な善意の渦に隠された〈サークル〉の重大な欠陥に気付き始めるメイだったが——。
ジェームズ・ポンソルト監督作品です。
多分初めましてな監督です。
予告の時点から非常に現代的な、SNS時代への警鐘を鳴らす作品な雰囲気でした。
観てみたらその通りな映画でした。
モデル的にはフェイスブックが近そうでした。
SNS企業が次々と新機能を開発して行きますが、
それはかなりリアリティでITに携わる自分としてもかなり参考になりました。
アカウントの共通化、無線小型カメラの映像シェア、ネット選挙、生活をオープンにするなど。
フェイスブックあたりならば実際にこんな事できるのでは?と思いました。
SNSって本来閉ざされていた生活の部分をオープンにする行為だと思いますが。
生活全部がオープンになるという行き過ぎたSNSがテーマになっていました。
ただそれにより主人公が命を救われたりするので懐疑的だった新入社員の主人公が先頭に立って、
どんどん社会的影響力を持っていくお話でした。
出てくる人間が極端すぎて、ちょっと不自然さは感じました。
行き過ぎたSNSを表現するために、仲間意識の押し売りだったり、シェアの強要だったり。
映画の尺で社会の狂気を描こうとするがゆえにかなり強引さは感じました。
何の演説をしても賞賛して盛り上がる群衆心理もちょっと疑問でした。
群衆には全く感情が無いと言うような設定でした。
システムの開発者がキーマン的に現れますが、意味深さはありますが対して意味が無い感じでした。
コレで何にもないのかい!な気分は強かったです。
姿を隠しているのか?そうではないのか?もちょっとよくわからなかったです。
勧善懲悪がはっきりしない描写は好みですが、
最後に罰を受けるような人が居ますが、果たしてそこまで罰を受けるほど悪役なのか?
明確に悪事が示されるわけでもなく、コレはちょっと可愛そうだな、と思いました。
エマ・ストーンはすっかり良い女優になってきましたね。
主役をやるに十分な存在感と美貌があっていいですね。
それにしても童顔ですね。
トム・ハンクスが珍しく悪役的なポジションでした。
ただそこまで悪でもないようなちょっとはっきりしないポジションでした。
この微妙さは逆にリアリティでもあるかな?とも思いましたが。
エラー・コルトレーンが出ていました。
6歳のボクが大人になるまで、の子ですね。
もっと出て欲しいですね。
スターウォーズの印象が強いジョン・ボイエガがエンジニア役でした。
結構好みの役者ですがエンジニアにしてはマッチョすぎる気がしました。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの印象が強いカレン・ギランですが、
今作は普通の役で美人でした。
日本人に人気が出そうな美人だと思いました。
描きたいテーマは十分にわかり、それは達成していると思いますが。
もう少し上手にやってほしいとは思いました。
とにかく極端だな、な感想です。
UIのデザインはかなりスマートで憧れました。
パクろうと思います。
そんなわけで5点。