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「ごらん、世界は美しい」

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GODZILLA 怪獣惑星

2017年11月19日 | 映画
GODZILLA 怪獣惑星
を観ました。


巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。
そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。
しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。
移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。
果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は―――。


静野孔文監督です。
色々な大作アニメの映画版を作ってる人ですね。

昨年のシン・ゴジラのヒットがあるので今度はTOHOアニメのクオリティで描こうという企画ですね。
実に自然な流れで世の中のゴジラ好奇心に上手く応対していると思います。

基本的にかなり未来の設定でゴジラに地球を追いやられた人類がなんだかんだで地球に戻って地球を取り戻すしか無いという流れになります。

地球は2万年の歳月が流れてしまって、かすかな文明の余韻を残す全く未知の星みたいになっていて、
アドベンチャー感はいい感じです。

そしてまあ、勿論、ついにゴジラ登場で人類が決死の戦いを挑みます。
が、やはりゴジラって日本の町並みとセットにした時に一番インスタ映えしますよね。
こうして荒野な舞台の中で未来的な兵器と戦うと若干ゴジラの情緒は弱まりますね。

ゴジラシリーズならではの科学的な切り口は結構好みです。
今作は2万年ぶりのゴジラという状況を科学的にメスを入れていく感じで。
同じゴジラが生き延びたのか?唯一の子孫が生き残っているのか?
判断がつかない感じは興味をそそられるポイントでした。

アニメのタッチは大人向けで見やすいものでしたが、ちょっと美男美女が多すぎて入りにくかったです。
未来系のグッズもありふれては居ますが没入しにくいリアリティの低いものが多かったように思いました。

近年、ハリウッド版ゴジラからシン・ゴジラなど。
ゴジラの咆哮の凄まじさをいかに描写するかが一つのミッションになりつつありますが、
今作の咆哮もめちゃくちゃ凄いですね。
映画館は震度2くらいにはなります。
その点で劇場鑑賞で観ないと意味はない感じです。

最後はなかなか衝撃的な展開、ぶっ飛んだ展開です。
続編の予感はプンプンでした。


そんなわけで5点。


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