メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

MEG ザ・モンスター

2018年09月17日 | 映画
MEG ザ・モンスター
を観ました。


大陸から200キロ離れた海洋研究施設から、潜水した探査船が未知の海溝を発見。
しかし、喜びもつかの間、船は未知の海域で消息を絶った。
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、救助に向かった先で、生物学の常識を超えた“モンスター”=MEGと遭遇。
しかし、その恐怖は単なる始まりに過ぎなかった。
船を破壊し、研究施設を壊滅させたMEGは、陽光まばゆいビーチをも恐怖に陥れようとしている。
ジョナス率いる海洋エキスパート・チームは、この危機をどう乗り切るのか?
人類は、果たしてこの脅威から逃げ切ることができるのか⁉


ジョン・タートルトーブ監督。
ナショナル・トレジャーの監督ですね、さほど印象ないです。

予告編からなかなかのインパクトで単純な好奇心はそそられました。
ただ実際は予告編以上のインパクトは無いというか、なかなかチープな仕上がりでした。

ハリウッド的なあるあるな設定の積み重ねな印象でした。
冒頭のプロローグで過去にジェイソン・ステイサム演じるレスキュー隊員が怪物を見たことを信じてもらえず、
逆に仲間を全部救えなかったと罪を問われる歯がゆさ。
引退してアジアの街で飲んだくれ生活をしている凄腕キャラという設定。

深海調査していた研究者たちが深海に取り残されそれを助けるように依頼され、頑なに拒むとんねるず的な件を一通りやって。
もちろん助けに行って有りえない程に体張りまくるという、命懸けをためらわない展開。

この手のパニック映画では絵面のインパクトや場面場面でのアイデアがキモだと思いますが、それは結構弱いですかね。
ありえない程の特大のメガロドンというネタだけで引っ張って。
そんなでかいのに海の中で姿を見失って目線カメラを振っていきなりドーンって出てくるパターン多用です。
そういう思考停止したようなあるある脅かしに終始してる感じと、ジョーズ来のお約束パニックの範疇での内容です。

その中でライトな恋愛模様も描かれて、その点でも軽めの映画って感じです。
気軽には見れますが名作にはならないのは承知の上でしょう。

ちょっとネタバレですが、悪ふざけの延長で犠牲者が出るシーンが有りました。
わかりやすいフリがありますが、いくらなんでもちゃんと知識ある人が悪ふざけで人殺したらあかんよ!
とは思いました。

ジェイソン・ステイサムは一番見ている役者かも知れない、と良く思いますが。
色んな映画で色んな役をやりますが、キャラは毎度同じで。
そんな不思議な俳優ですがその存在感と作品を引き締めるクオリティは流石ですね。

ヒロインのリー・ビンビンはなかなかのアジアンビューティーでいい感じでした。
わかりやすいベタな行動とベタなオチを作る役でしたがアジア人がこの役やってるのは良いですね。

クリフ・カーティスも出ていてそれなりに作品に箔をつけていました。

ベタな企画ものって感じのパニック映画でした。
予告編くらいのインパクトで想像以上にチープな映画でした。
絵力はあったので劇場で観るには良いですが。


そんなわけで5点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。