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ソチオリンピックの終わり

2014年02月24日 | スポーツ
そんなわけで3週間ほど楽しませていただいた冬季オリンピックが終わってしまいました。

閉会式を観ていたらなんとも言えない切なく、寂しい気持ちになりました。
祭りの終わりの寂しさは言葉にし難く、いつまでたっても変わらないものですね。

夏季オリンピックよりは断然盛り上がりが少ない冬季オリンピックでしたが、
今回はなんか空気感が素敵だなと感じました。

ソチという場所のせいか?会場の作りのせいか?
それはわかりませんがテレビを通して観るオリンピックの空気感がなんか好きでした。

日本人は日本勢の活躍を当然伝えますが、
去年以降、自分の中での国境がかなり薄くなった自分にとっては外国の選手も応援したい気持ちで観てました。

冬のオリンピックの多くの競技は夏のオリンピックと大きく違うなと改めて実感してました。
自然が影響を及ぼす範囲が大きい、
採点競技が多い。
その辺ですね。

雪なんて滑る度にその状況は変わっている、
風が吹いたり雪が振ったり。
その中で競うなんて夏季オリンピックに比べれば条件は大きく不公平である。

そして飛んだり回ったりして着地したりする。
一流のアスリートたちが競ってるにも関わらず失敗はいくらでも目に出来た。
つまり失敗するか?しないか?って要素が大きく勝因に関わる。
失敗しないために難しい技をしない、
逆転するために難しい技をする、
己の納得のために自分のやりたい技をやる。

理由は様々でそれはギャンブル性が強い。

多くのアスリートが4年という人生でかけがえの無い歳月を捧げ、
その僅かな一瞬にその費やしてきたものをぶつけている。

そんな舞台で成功したり、失敗したりする。
なのでメダルを取っても失敗したので満足できない、
メダルを取れなかったけどやりたいことが出来たので満足できた。
なんて感情にもなるのは納得できる。

僕は応援する日本人選手がメダルを取るか?取らないか?
みたいなギリギリな特別な局面を除いて、
みんなが成功すればいいと思っていた。

できるだけ多くの人たちが成功して欲しいと願っていた。

人に感動を与えられる職業は特別である。
それは崇高である。

全てのアスリートに感謝したい気持ちになったのでした。
ありがとうオリンピック。

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