メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ホノカアボーイ

2009年03月26日 | 映画
ホノカアボーイを観た。

ちょっと控えめな若者レオ(岡田将生)は彼女(蒼井優)に連れられハワイのホノカアに来る。

見ると奇跡が起きると言われ、現地の人間でもめったに見れないムーンボーを見たかったのだが結局見れず、帰国後彼女とは別れ、半年後、レオはホノカアで暮らし始める。

映画館で働き、映画館の2階で暮らす日々。

映画館のオーナーのエデリ(松坂慶子)に頼まれ映画館で売るマラサダの材料を届けにビー(倍賞千恵子)の家に行きビーと出会う。

ビーは非常にマイペースで偏屈でいたずら好きで照れ屋な感じの人。
料理が非常に上手。

ビーに促されその日から毎日ビーの家でご飯を食べるようになる。
レオはビーが作る料理を毎日写真に撮る。

昼もレオの部屋の前に料理を置いていく。


(ネタバレ)
ホノカアは年寄りが多く、非常にのどかで優しい町。

コイチ(喜味こいし)は歳をとったからってやってはいけないことなんて無いと言う。

ビーはレオに恋心のようなものを抱いたらしく、無口にもレオに尽くし、おしゃれもする。
二人で別荘に行きムーンボーを見ようとしたりする。

マイペースで鈍感なレオはビーの気持ちも知らず、彼女になりかけのマライア(長谷川潤)をビーの家に連れて行く。

ちょっと嫉妬してしまったビーはマライアのアレルギーのピーナッツを料理に入れてしまい、予想外にマライアはひどいアレルギー反応を起こし救急車で運ばれる。

怒ったレオだが、ビーは失明してしまう。

マライアはあっさり元彼と寄りを戻し、レオはビーと一緒に暮らし介護をするようになる。

そしてまた別荘にムーンボーを見に行く。

目が見えないビーにはうっすら見える月明かりがムーンボーに見える。
奇跡が起こるなら、もう一度レオの困った顔が見たいですと言う。

ある朝ビーは目覚めると奇跡のように目が見えるようになっている。

しばらくレオの顔を見て、レオを起こさないように沢山料理を作り、そのまま居なくなってしまう。

日本に帰ったレオは数年ぶりにホノカアを訪れビーの幻にごちそうさまと言う。


(ネタバレ)
超癒し系の映画です。

東京ジャングルで働く僕が逃げだして行きたくなるような世界です。

スローで優しくて、ちょっと眠たくなるような映画です。

倍賞千恵子がとってもかわいらしいおばさんを演じていて良かったです。

笑いシーンは基本すべってましたが、なんか優しいのでOKです。

マイスウィートエンジェルの蒼井優ちゃんは最初しか出てきませんでしたが当然かわいかったのでプラス1点です。

岡田将生君を良く知りませんがハマリ役だった気がします。

僕もホノカアで暮らしたくなっちゃいました。

そんなわけで7点です。

こんな映画が世の中には必要です。

僕は南国には人の心を優しくさせる魔法があると思っています。


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