メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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ありえないラーメン屋  ~お前らの骨でダシ取ったろかい!~

2007年04月17日 | 思い出
先週実家に帰り兄貴と二人で近所のラーメン屋へ行った。

15年位前に出来たラーメン屋なのだが考えられないほどひどい仕事。

昔は職人風の人達で見事な仕事ぶりで味も旨い人気店だったのだが、久々に行ってみると人手不足なのか深夜のせいなのか、ありえない面子で店を運営していた。

ずっとぶつぶつ文句を言いながらどんぶりを洗っているおっさん。
客の座っている場所まで洗い水を飛ばしてくる。
偶然にも食ってる最中は飛ばしてこなかったので命拾いした。
基本首を斜めに曲げている。
僕はこのおっさんを働くおっさんに推薦したい。

ずっとオーダーシートを見つめているおばさん。
このおばさん(約40歳)が一番ひどかった。
ホントにずーっと目の前にかかっているオーダーシートを見つめている。
超能力者が手を使わず念力でスプーンを曲げるって時にスプーンを見つめている時の目とちょうど同じ。
ずっと見ているくせにほぼ毎回作り間違える。
結構混んでいたのだがほぼ全てのオーダーを一回は間違えていた。
カウンターの片付けもまともに出来ずずっとリーダーに怒られていた。
どこに何があるかまるで把握できておらず、ボールやらスプーンやらちょっとした道具を探すのにやたら手間取っていた。
毎週金曜日は全品割引の店なのだが、只今キャンペーン中で昼夕毎日割引をやっているので、金曜日なのだがこの時間の割引はやっていません、と食べ終わった後に知らされた。
多分、今日から働いてくれと言われてもこのおばさんよりは誰だって出来ると思った。

一応リーダー格の麺を茹でるおっさん。
周りを注意してばっかりで全然麺を茹でない。
麺かためで注文したのにやわやわででてきた。
もしやわらかめで注文したら一体どんなラーメンが出てくるのか興味がある。

そんな環境で卑屈になっている年配のおばさん。
主に接客担当だがもはや謝り担当。
この店はシフトを決める時点ですでに謝り役を決めているのだ。
謝り役のポジションが設定済みってどないやねん!
謝らんでできるようにせい!

以上4名の店員達。

細麺の店なのでさばきの早い店なら5分で出てきてもおかしくないラーメンなのだが、基本30分位かかる。
めっちゃ厳ついおっさん客がこのリーダー格に切れていた。
「早くしろよ!待ってんだよ!」と
そう、厳ついおっさんは15分位前にラーメンを注文したのだが一向に作るそぶりさえ見せない店員達。

こんなんでよーっくもまー一日トラブルも無くやってるな
何かもう歯がゆくておしっこもれるわ!
割引が無いなんて注文前に言わな詐欺やろがい!

と、もう全然キレても良かったのだが、
世の中何事も、度を過ぎると基本的に笑いに通ずるもので、
後半の方の僕の心は、
「こうなったらすべらない話のネタにするから、ブログのネタにするから、もっとミスしろ!もーっとミスしろ!」と願うばかりだった。
その期待には十分答えていただいたので満足だった。
帰り道の時点でもう兄貴と盛り上がったし。

え~ダシが取れましたわ。

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