メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

還暦 その1

2007年04月18日 | 思い出
先週末、先月還暦を迎えた親父のお祝いと言う事で兄夫婦と両親と一緒に初島へ旅行に行った。
当然お祝いなので俺と兄貴とで旅費を負担しプレゼントなんかも用意して。

金曜日の仕事終わりに兄夫婦と1週間前に1歳になった姪と実家へ向かう。
日付も変わる寸前に実家に到着。

いつものように姪っこに首っ丈の親父とお袋。
俺は兄貴とラーメンを食いに行き(これはまた別の話)、のんびりと夜を更かした。

翌日昼に2台の車で熱海港へ向けて出発。

素晴らしく良い天気で海岸沿いの道を俺は親父と二人、親父の昔話を聞きながら進んだ。
どこを見てもキラキラ光る海がある。
そして山がある。

地元を離れて改めて思い知らされるが、僕の育った神奈川県の西湘地域はいいところだ。

道は空いていたので程なく目的の駐車場に到着。
時間が余ってしまったのでみんなでデニーズで軽食休憩。

風の強い日だった。

そして初島行きの船に乗船。
いつぶりだろうか?船に乗ったのなんて。
恐らく高校の修学旅行以来だろう。
何か久々に乗る船は素敵で一人甲板に立ちたそがれてしまった。
身を乗り出して、上を見たり、下を見たり、カモメと戯れ・・・。
事ある毎に写真を撮る。
両親、姪っこと写真、青い空と海・・・。

熱海沖にぽっかりと浮かぶ小さな島、初島
わずか25分ほどで到着。

着くと空気はすっかり島空気。
風情のあるど田舎感があり、港の時点でもう素敵だった。
テンションがあがった僕はテトラポットに駆け上がり海を睨んでやった。

ホテルまでは送迎バスが出ているのだが、地図を見たらそんなにも遠くなさそうだったので、荷物が少なかった僕は一人歩いていく事にした。
島特有の風景。
森と崖と当然海。
ipodを聞きながら誰も居ない上り坂と下り坂を歩いた。
この日はとても暑かった。
少しばかり厚着をしすぎてしまったようだ。
20分程でホテルに到着。
家族と合流し少しロビーで休んだ。

ホテルは僕が今までの人生で見たことも無いような豪華な造りだった。
綺麗に手入れされた広い庭。
庭には色とりどりの花、池。
地下から地上8階まで吹き抜けのロビー。
ホテル内には噴水も。
とにかく貧乏症の俺にはびっくりな光景だった。

そして部屋も凄かった。
テレビ、ジャグジー付きの風呂。
沖縄畳の和室。
壁に埋め込まれた巨大なプラズマテレビ。
(ちょうどJリーグ中継をやっていたので早速堪能してやった。)
オーシャンビューの部屋一面の窓、ベランダ。
なかなかの非日常っぷりにすっかりどっぷりだった。

しばらくすると部屋に豪華なフルーツ盛りが届けられ一家でまったりと部屋の空気を堪能していた。

それから散歩に行こうということになり皆で外に出た。
ホテルにはテニス場やらフットサル場やらパターゴルフ場やらバスケット場やらがあって観光客達が優雅に遊んでいた。
我々はあまり裕福ではないのでそこの使用料は無駄と言う事で庭を歩いた後険しい森を抜け海へと降りた。

巨大な岩がゴロゴロしている東映の映画の始まる時に映る海みたいな海岸だった。
俺と兄貴ははしゃいで一番大きな岩に登った。
その後テニス場へ行きテニスを見ながら自販機で買ったジュースを飲んだ。
一人ふらつくお袋は何故か島の人と沢山おしゃべりをして初島通になっていた。
テニスをしている人達とも親しくしゃべっていた。
こいつは市原悦子並の探偵になれると思った。

そしてホテルへ戻った。
夕食は20:30に予約していたのでまだまだ時間があったのでホテル内を散策。
売店、ビリヤード場、カラオケ、図書室。
部屋へ戻る頃にはほどよく疲れていたので親父と展望風呂に行った。

風呂のクセにフロントみてーのがあってそこでタオルとか一式渡してくれて、これまた人生で最も豪華な風呂だった。
露天の展望風呂に入れば伊豆半島の夜景がキラキラしていて素晴らしい絶景でした。
時が経つのも忘れすっかり長風呂になってしまった。
なかなか豪華な化粧台みたいのも沢山あって風呂上りの設備も充実していた。

つづく

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