メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

僕はここて生きている

2008年03月05日 | なんとなく書いてます
悲しい事に出会わずに生きる事は至極困難で
大抵は悲しいを繰り返して暮らしている。

人は愚かだから、とよく言われ
わかっているのに愚かと言ってしまう位きっと愚かなのだろう。

僕に天使の羽でも生えていればきっと受け入れてもらえたのだろうし。

眠りの浅い日々が続き
それでも何処かに安住はあるという妄想を漠然と信じながら
辛い仕事もこなし毎日を過ごしていく。

生まれる場所や時代を間違えたんだと言い訳をして
独りよがりに当り散らす。

夜になると酒を飲み続け
僕は世界から抜け出す
空を飛んで宇宙を貫いて前人未踏の異空間で踊り狂う
やがて記憶と意識がなくなり
次の瞬間に
目覚まし時計の音でこの世界に返ってくる。

いやおう無くあわててバイクにまたがりまた会社へ。
決して嫌な仕事をしている訳ではないのだけれど。
ここが正解とも到底思えない。

出会いと別れは繰り返され
後にあるのは必ず別れだから
悲しみが蓄積し
大切なものは減ってゆく。

ここまで歩いてきたけれど
どれほどを無くしてしまったのか
もう数える事も出来ないくらいだ。

いっちょまえにでかい事ばかり言って。
自分を特別視して。

バイクで駆け抜ける東京の夜景は綺麗です。
どこか深い所にある遠い記憶を薄っすらとくすぐられるようで
切ない気持ちになってしまいます。

その他大勢の人達は元気にやっていますか?
ヨーロッパやアフリカやカリブ海あたりで
夜空を仰ぎ見ながら
元気にやっていますか?
それが気がかりです。

その目の指し示す光の先にあるものが楽園である事を祈ります。

僕を乗せたバイク
冷たい夜風の中
家を目指し
今日も走るぜ

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