ルーム
を観ました。
7年間、狭い納屋に監禁され陵辱され続けている女性。
そこで生まれた男の子と狭い世界で独特な暮らしをしている。
男の子はその世界しか知らず、外には世界が無いと思い込んでいる。
5歳になった男の子、母親は意を決して男の子を外に出す作戦を立て必死に練習する。
そして男の子は遂に外の世界を知る。
レニー・アブラハムソン監督作品です。
恐らく初めて観る監督です。
それなりに期待していた映画ですが・・・コレはヤバイですねー。
めちゃくちゃ泣けるタイプのヤツです。
ヤバイくらいに泣けますね。
予告編の胸が張り裂ける程の感動・・・は嘘じゃ無いと思います。
思い出し泣きしそうです。
序盤は親子の生活を描きながらうまい事状況の説明をしてきます。
狭すぎる世界ですが、息子はその部屋しか知らないので狭いという概念すら持っていません。
母親の苦悩がまるで息子には伝わりません。
恐ろしいですが素晴らしい設定ですね。
昼は楽しく親子で過ごしていますが、夜になると恐ろしい時間が毎晩やってきます。
クローゼットの中で母が犯されている時間を必死に堪える暮らしです。
母親もまだ25歳と若くて頼り無いこと、
そして子供も5歳で危険な計画を実行させるにはあまりに未熟な事。
素晴らしい設定だと思いました。
脱出計画からのドキドキがかなり半端じゃないです。
しかし部屋の外が宇宙だと思っていた男の子が遂に部屋の外の世界に触れる瞬間。
コレは映画史に残るくらいの感動シーンでした。
魂のそこから来るくらい、もう言葉では説明出来ないくらいの凄いシーンでした。
そこから誘拐犯から逃げるまでのシーン、母親と再会するまでのシーン。
ずっと魂揺さぶられました。
大抵の人は号泣すると思います。
そこまでが前半で、後半は親子が社会に馴染むまでの苦労を描きます。
後半は生活の難しさを描いていますが、どうやって終わらすのだろうか?
中盤に凄まじい感動シーンがあったのでそこで終わるように作れば良かったのでは?
と不安に思いましたが。
最後も静かで素晴らしいジーンと来る感動で絞めてました。
序盤の子供の振る舞いがいい伏線になってましたね。
他にも子供が母を心配する姿、何よりも大切にしていた髪の毛を捧げる姿に涙でした。
個人的にこういう感動は好きです。
見事なフリとオチでした。
しかし何と言ってもこの子役が凄いです。
かなり凄まじい天才子役です。
見た目も相当可愛くて、演技も非常に素晴らしいです。
外の世界に馴染めない感じ、そしてクライマックス。
この素材をこのように料理したことは素晴らしいですね。
後半は出てくる人々がみな優しくて何か癒やされました。
子供を保護した女性警官が勘が良すぎて嬉しかったです。
ナイス!と心の中でつぶやきました。
しかし人生でも相当上位に来るような純粋な感動映画でした。
そんなわけで9点です。
を観ました。
7年間、狭い納屋に監禁され陵辱され続けている女性。
そこで生まれた男の子と狭い世界で独特な暮らしをしている。
男の子はその世界しか知らず、外には世界が無いと思い込んでいる。
5歳になった男の子、母親は意を決して男の子を外に出す作戦を立て必死に練習する。
そして男の子は遂に外の世界を知る。
レニー・アブラハムソン監督作品です。
恐らく初めて観る監督です。
それなりに期待していた映画ですが・・・コレはヤバイですねー。
めちゃくちゃ泣けるタイプのヤツです。
ヤバイくらいに泣けますね。
予告編の胸が張り裂ける程の感動・・・は嘘じゃ無いと思います。
思い出し泣きしそうです。
序盤は親子の生活を描きながらうまい事状況の説明をしてきます。
狭すぎる世界ですが、息子はその部屋しか知らないので狭いという概念すら持っていません。
母親の苦悩がまるで息子には伝わりません。
恐ろしいですが素晴らしい設定ですね。
昼は楽しく親子で過ごしていますが、夜になると恐ろしい時間が毎晩やってきます。
クローゼットの中で母が犯されている時間を必死に堪える暮らしです。
母親もまだ25歳と若くて頼り無いこと、
そして子供も5歳で危険な計画を実行させるにはあまりに未熟な事。
素晴らしい設定だと思いました。
脱出計画からのドキドキがかなり半端じゃないです。
しかし部屋の外が宇宙だと思っていた男の子が遂に部屋の外の世界に触れる瞬間。
コレは映画史に残るくらいの感動シーンでした。
魂のそこから来るくらい、もう言葉では説明出来ないくらいの凄いシーンでした。
そこから誘拐犯から逃げるまでのシーン、母親と再会するまでのシーン。
ずっと魂揺さぶられました。
大抵の人は号泣すると思います。
そこまでが前半で、後半は親子が社会に馴染むまでの苦労を描きます。
後半は生活の難しさを描いていますが、どうやって終わらすのだろうか?
中盤に凄まじい感動シーンがあったのでそこで終わるように作れば良かったのでは?
と不安に思いましたが。
最後も静かで素晴らしいジーンと来る感動で絞めてました。
序盤の子供の振る舞いがいい伏線になってましたね。
他にも子供が母を心配する姿、何よりも大切にしていた髪の毛を捧げる姿に涙でした。
個人的にこういう感動は好きです。
見事なフリとオチでした。
しかし何と言ってもこの子役が凄いです。
かなり凄まじい天才子役です。
見た目も相当可愛くて、演技も非常に素晴らしいです。
外の世界に馴染めない感じ、そしてクライマックス。
この素材をこのように料理したことは素晴らしいですね。
後半は出てくる人々がみな優しくて何か癒やされました。
子供を保護した女性警官が勘が良すぎて嬉しかったです。
ナイス!と心の中でつぶやきました。
しかし人生でも相当上位に来るような純粋な感動映画でした。
そんなわけで9点です。