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ルドルフとイッパイアッテナ

2016年08月07日 | 映画
ルドルフとイッパイアッテナ
を観ました。


大好きなリエちゃんと岐阜で暮らしていた黒猫のルドルフ。
ある日、長距離トラックの荷台に迷い込んでしまう・・・。
目が覚めたルドルフがたどり着いた場所は、大都会・東京だった。


湯山邦彦・榊原幹典監督作品です。
子供向けアニメの監督さんですね。

その通りにこの映画自体もかなり子供向けなテイストです。

児童文学の同名作品が原作のようですが、全く知りませんでした。

小さい黒猫のルドルフが岐阜から遠くはなれた東京でノラ猫のボスのイッパイアッテナに助けられ、
ひたすら面倒見てもらう物語でした。

とにかくルドルフがおろかでポンコツでイライラしました。
基本的に前を見て走らないのでぶつかりまくるし、すぐ車の前に飛び出るし。
猫を飼ってる身としてはあまり観たくないシーンの連続でした。
仔猫なのでしょうがないとはいえアホでイチイチ判断も悪いです。
ことごとく失敗からしか学ばないキャラでした。

一匹猫な感じのイッパイアッテナが何故ルドルフにこんなに親切なのかは最後まで良くわかりませんでしたが、
その関係性はとてもいい感じでした。
ハードボイルドで厳しいけど根は優しいという。
猫から見たキャラは怖いのに人間から見たキャラは普通に可愛い感じになってるのは違和感でした。

もう一匹仲間になるブッチーがお調子者的キャラで上手くバランスを取ってました。
このキャラが出す必殺技がシュール過ぎてかなり謎でした。

井上真央、鈴木亮平などが声優をやってましたが、そんなに良かったとは思えませんでした。

ルドルフがもう少し可愛い感じに描ければ良かったと思いますが、
ただのぬいぐるみ的な安直な可愛さなので映画の主役としては弱かったです。

いずれにせよ子供しか楽しめないような作風なので子供には妥当かも知れません。


そんなわけで4点。

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