メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

俺アカデミー賞 2010

2011年01月09日 | 映画
今年も俺アカデミー賞の時期がやって来ました。

今世界で最も権威がある賞だそうです。

今年は例年よりかなり少ない本数(70本程)しか観ませんでしたが豊作でした。
特に邦画は名画揃いでした。


作品賞
告白

最優秀監督賞
中島哲也(告白)

主演男優賞
豊川悦司(今度は愛妻家)
イーサン・ホーク(クロッシング)

主演女優賞
松たか子(告白)

美術賞
NINE

視覚効果賞
インセプション
トロン・レガシー

長編アニメ賞
REDLINE



全体的にさすがの中島哲也監督の告白が強かったです。

演技では今度は愛妻家の豊川悦司の演技がかなり印象に残ってます。
イーサン・ホークの演技もかなり好きでした。
女優さんでは告白の松たか子と君に届けの多部未華子が印象的でした。

トロン・レガシーは確かに新しいセンスを切り開いたような気がします。
なかなかカッチョいい映像でした。

長編アニメはREDLINEと借りぐらしのアリエッティが竸ってましたが僅差でREDLINEにしました。


2010年の良かった映画ベスト20


1、告白
(とにかく衝撃的で凄い映画でした。映像と音も凄くて、これは絶対に映画館で観るべき映画と思う映画の新しいスタイルでした。とても素晴らしい映画です。)


2、ソラニン
(僕にとっては相当しんどい刺激がある映画でした。こんなに深い部分をえぐられたのは始めてだったかもしれません。とにかく大好きな映画でDVDも買ってしまいました。自分の音楽活動がかなり刺激されました。)


3、今度は愛妻家
(泣けました。夫婦の深い愛の形、泣けました。トヨエツの破天荒演技もかなり泣けました。映像も綺麗ですし、ほぼ密室劇ですし、行定勲監督恐るべしです。)


4、アウトレイジ
(バイオレンス映画の最高峰の出来と言っても過言ではないような痛快な映画でした。リアルなのかどうかは知りませんがとてもリアルに感じました。この映画以降、ついついアウトレイジ口調になってしまいます。)


5、クロッシング
(僕はこういう映画をアメリカ人に作って欲しいのです。リチャード・ギア、イーサン・ホークの演技がかなり印象深いです。)


6、マザーウォーター
(もうシンプルに大好きですね。こういう暮らしをしたいのです、こういう優しい空気の中で生きたいのです。毎度人生をリセットしたくなる衝動にかられます。小林聡美、小泉今日子が最高の女性です。)

7、十三人の刺客
(これは燃えました。サッカー日本代表がW杯カメルーン戦に向かうがごたるな感じの映画です。たった十三人で強大な敵を迎え撃つ。その準備からいざ決闘の高揚感。サッカーのサポーターの様に応援したくなるような最高のチャンバラ映画でした。)


8、ノーウェアボーイ
(ジョン・レノンの青春時代の話で、あまりに雲泥の差ですが共感する部分が多くて感動しました。偉人ってこんな感じで出来上がるのでしょう。)


9、君に届け
(意外ですがこの順位です。かなりナメてたせいかかなり泣きそうになりました。超ベタな感動ですけど全然嫌いじゃなかったです。多部未華子さんの演技がなかなか素晴らしかったです。)


10、REDLINE
(キムタク声優ですがかなりイイ感じでした。蒼井優の声優の才能も凄いです。素晴らしい疾走感でワイルドでクールでとても痛快な映画です。)


11、インセプション
(発想と映像はなかなか素晴らしかったです。この人の映画の影のある感じの空気感は大好きです。クライマックスのスローモーションのシーンは名場面です。)


12、シーサイドモーテル
(とにかくキャスティングと設定が超僕好みです。麻生久美子と成海璃子が共演してる時点で奇跡です。男性陣も豪華で最高です。こんな映画なら何杯でも食べれます。)


13、相棒-劇場版II-
(これは予想外に面白いです。相棒シリーズの予備知識はまるで無くても楽しめました。緻密で無駄のない見事な映画です。)


14、恋するベーカリー
(今年一番笑えたコメディ映画と認定してこの順位です。なにはともあれ笑えたので印象深いです。)


15、エクスペンダブルズ
(僕ら世代には夢のような共演でした。アウトローな感じの空気感もいいし、男どもがかっこ良かったです。終わり方が大好きです。)


16、借りぐらしのアリエッティ
(コンパクトですが深みもあって大作では無いですけどなかなかいい映画でした。ほんのりジーンと来る感じが逆に印象深く残りました。)


17、最後の忠臣蔵
(桜庭ななみさんが可愛かったです。期待ほどでは無かったですが底力のある映画でした。)


18、武士の家計簿
(老若男女で客の入りも良く、ほんのりと笑える優しい映画でした。こんな映画も必要だと思いました。)


19、バーレスク
(音楽ものはいいですね。映画館でテンション上がってしまいます。NINEも素晴らしかったですが、個人的にはこっちの方が好みでしょうか。NINEのが深みありますけどバーレスクの方がハッピーです。)


20、THE LAST MESSAGE 海猿
(今年は踊る大捜査線、ヤマト等、お金のかかった大作日本映画が多かったですがこの映画が一番出来が良かったように感じたのでランクインです。ハリウッド憧れモノですが海猿特有の感動と爽やかさは悪くないと思います。)



こんな感じのランキングになりました。
オカンの嫁入り、NINE、インビクタス、Dr.パルナサスの鏡あたりも良かったです。
特にDr.パルナサスの鏡は印象深いです。

今年は近年あまり観れてなかったミニシアター系の上映規模の小さい映画のDVDを沢山観ていたので例年より映画館で観ませんでした。
しかしいい映画には沢山出会えたと思います。
トップ3は特に歴代でも上位に来るほどの好感度です。

因みにDVDで観た
インスタント沼、グーグーだって猫である、フィッシュストーリー、虹の女神などは相当良かったです。

三木聡モノ、かもめ食堂モノも外れなくどれも最高でした。


今年はさらに選抜して本数減らして観ていこうと思います。

近年初動が悪い映画はすぐ上映終了してしまうので都合が合わず観れない作品などがあって残念です。

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