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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢

2020年12月14日 | 映画
ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢
を観ました。


マギーの仕事は、子供の頃から憧れていたハリウッドの音楽業界伝説の歌姫グレースのアシスタント。
「音楽プロデューサーになる」という夢を抱き、きらびやかな世界で働いていることを幸運に感じているものの、実際は雑用ばかりの日々。
そんなある日、魅力的な歌声を持つデヴィッドと出会い…。
一方歌姫のグレースは、過去のヒット曲のリミックスではなく新作のアルバムを作りたいと思っている。
しかし、長年連れ添ったマネージャーのジャックから打診された仕事は、ラスベガスの長期公演だった。
それは一見素晴らしいオファーのようだが、新曲制作への思いも捨てきれずにいて…。
「まだ諦めたくない夢、このままでいいの?」
ひとりで頑張っていても叶わない夢が、周囲を巻き込むことで動き出していく―。


ニーシャ・ガナトラ監督です。
おそらく初めて観る監督ですがいかにも女性監督らしい素敵な映画でした。

夢を持つ女性が困難にぶつかりながらもポジティブさと明るさで周囲を巻き込みながら頑張る奮闘記。
キラキラな世界観と素敵な音楽。
男の自分が見てもそうだったので、仕事を頑張る女性が見たらきっと元気をもらえるでしょう。

音楽が大好きなので音楽を扱う映画は基本的に劇場で見たいのですが。
今作は音楽がキャッチーで歌も上手くて劇場音響で聴くには最高でした。
コンサートシーンの華やかさも素晴らしく素直にテンションあがりました。

リアルとは思わないですがある程度のアメリカの音楽業界の裏事情や世界観はわかりました。
大方は想像つくパターンですけど。
日本の音楽シーンに置き換えたらどんなかな?
大御所演歌歌手とかがこういう感じになるのかな?
みたいなことを考えてしまいました。

ストーリー展開はベタかと思いきやちょっと意外な展開もあり。
コメディ要素も爽やかで良い塩梅でした。
クライマックスにはかなりの笑い声もあがるくらいコミカル大どんでん返し的展開でした。
演技や作風がキュートだから基本的にハッピーな気持ちで見れました。

主演はダコタ・ジョンソンでした。
ルックスがよく雰囲気も可愛くてこういう観る人が共感してなんぼの映画にはピッタリだったと思います。
歳よりちょっと老いて見えてしまう感じもありましたがキャラクターは若々しくて良かったです。

主人公が仕える大物歌手をトレイシー・エリス・ロスが演じていました。
ダイアナ・ロスの娘らしいですが演技は上手くて歌も上手くてかなりナイスキャスティングでした。

主人公の相手役をケルヴィン・ハリソン・Jrが演じていました。
この人も軽快な上に歌が上手で良かったですね。
程よい距離感のタイプのパートナーって感じでそういうのは好みでした。

ハッピーになれるこの時期には最適な映画だと思います。


そんなわけで7点。

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