鏡に映らない悲しい目をしている
いつの間にか闇の虜になっている
少しだけ開かれた扉の隙間から白い光の筋が伸びてきた
君はそれをマフラーみたいにクルクルと首に巻いて
汗も溶けるような暑い時間に出ていった
僕は時計が次の時刻を指すのを待ちながら老いてゆく
君の残像をいつまでも思い出していた
別の世界を何処かで落としてきた
声を出したらもうガラガラだ
息が白い
気が付けば僕は震えている
いつの間にか闇の虜になっている
少しだけ開かれた扉の隙間から白い光の筋が伸びてきた
君はそれをマフラーみたいにクルクルと首に巻いて
汗も溶けるような暑い時間に出ていった
僕は時計が次の時刻を指すのを待ちながら老いてゆく
君の残像をいつまでも思い出していた
別の世界を何処かで落としてきた
声を出したらもうガラガラだ
息が白い
気が付けば僕は震えている