メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

僕は天国へ行くべきなのです

2009年12月08日 | なんとなく書いてます
先日ショッピングモールに行きました。
映画を観に行ったので専門店の営業時間は過ぎていました。

颯爽と歩いていると駐輪場に財布が落ちていました。

気づいた時、かなりの動揺が走りました。

そこそこ厚みのある財布。

周りを見回しても近くに人は居ない。

しかしメインストリートには人がまばらに歩いている。

かかわりあいになりたくなかった僕はそこを素通りした。

しかし、もし僕のような良識ある大人ではなく中学生くらいの子供が拾ったらどうなるだろうか?
ゲームセンターもあるせいか、そういえばそんな子たちもちらほら歩いていたな・・・。
やはり僕が拾わねばと戻る。
その時点で既に僕自身がやや挙動不審なので拾うにも最新の注意が必要だ。

あ、なんかあやしい男が財布を拾っている!
なんて思われるのはごめんだ。

なのできょろきょろと周りを見回しタイミングを計る。

ひと組の若者集団が僕の居る駐輪場の方へと向かってくる!
もう限界だ!今しかない!
と、すばやく拾い上げ上着のポケットに入れた。

結局一番怪しい感じで拾ってしまった。
これではネコババしたと問われても反論できまい。

そしてさりげなく歩きながら財布の中身を確認する。

クレジットカードやらキャッシュカードやら免許やら色々カードが入っていたし、現金もそこそこ入っていた。

僕は数年前に完全に財布を盗まれた。
自転車のかごに置きっぱなしにしてしまったので完全に僕のミスなのだが。
同じ様に大きく分厚い財布に各種カード、保険証、免許証、現金等々、生活の礎が全て詰まっていた。

個人情報を全て奪われたショック、財布自体を失ったショック、現金を失ったショック。
とにかくなかなかのショックです。

大きな財布は邪魔なのでついついポケットから出してしまったりしてちょいと危険です。

そんなわけで僕は拾った財布をどうしようか悩んでいた。
近くに警察は無いし、ショッピングモールはもう閉まっている。

僕も急いでいたのでやむなく目の前のマクドナルドの店員に声をかけた。
社員っぽい人を選んで声をかけ財布を渡した。
拾った場所と免許が入っているから持ち主はわかると念を押した。

見ず知らずの落とし主さん、あんたの場合は拾ってくれた人間が僕で幸運でしたね。

僕はさすらいの善人です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。