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ワルキューレ

2009年04月10日 | 映画
ワルキューレを観た。

ヒトラー暗殺計画の実話を元にしたお話です。

ヒトラーの極悪非道な独裁政権に異を唱える者たちで暗殺計画を立てる。
しかし何度か失敗し、その一味も危なくなってくる。

そんな折、前線で左目、右手、左手の薬指と小指を失ったシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)が実行部隊のトップに抜擢される。

彼は信念の下、ヒトラーではなく祖国に従うとそれを引き受ける。

シュタウフェンベルクは万が一ヒトラーに何かあった時に発動されるワルキューレ計画を改ざんし、ヒトラーを殺しワルキューレを発動させる計画を立てる。


(ネタバレ)
シュタウフェンベルクは勇敢で迷いが無く、信念の為どんどん仲間を集め、権力者も誘って迷わせる。

そしてヒトラーと対面しヒトラーの信頼も得る。

会議の際、鞄に隠した10分後に爆発する小型爆弾で会議室を爆破し自分は電話を理由に逃げ出し、SSがクーデターを起こしたとワルキューレ作戦を発動し特殊部隊を動かし、ベルリン本部を制圧し、新しい指導者を据え、ヨーロッパ各国に停戦を呼びかける計画。

しかし仲間内の何人かの臆病者(慎重派)の人間達のせいで爆破を実行できず、最初の実行は失敗に終わる。

もう後が無い2度目の実行は成功。

またもや慎重派が躊躇し一部円滑に進まないが身分は低いが勇気あるもの達のおかげでなんとかワルキューレは発動される。

ヒトラーが死んだというニュースと、特殊部隊が出動しベルリンは騒然となり、シュタウフェンベルクに仲間はどんどん増え、いい感じになる。

しかし、ヒトラーの側近達がヒトラーは生きていると言い特殊部隊や連絡係達はヒトラー側に付く。

勢力は二分するが徐々にヒトラー側に力は集まり始める。

シュタウフェンベルクはヒトラーは殺したと信じるが、結局ヒトラーは死んでなかった。

遂にシュタウフェンベルク達は捕まり、逮捕され処刑される。


(評価)
僕はナチス系のお話は結構すきなので楽しめました。

とにかくこれ系の話はどれもハラハラドキドキさせるものが多く、この映画も例外なくハラハラドキドキでした。

それだけナチスドイツは恐ろしかったという事でしょう。

極端な脚色も無く、シリアスで良かったと思います。

作戦が実に見事で成功しろ!って願って観てしまいましたね。

ホント惜しいなーって言いたくなる内容でした。

そんなわけで6点。

悪かないです。

ハリウッド映画に思うことがあるのですが、
これはドイツの史実的な映画なのですが、全て英語なんですよね。

アメリカの映画だから当たり前なのですが、関が原の合戦をハリウッド俳優達が英語で演じてるようなものなんじゃないのかしら?

ドイツの方はどう観るのかが気になりました。

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