マエストロ! を観た。
若きヴァイオリニスト香坂(松坂桃李)のもとに、解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。
だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)。
久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。
そこに現れた謎の指揮者、天道(西田敏行)。
再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。
自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。
だが、香坂は名ヴァイオリニストだった父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知り、反発を強めてしまう。
あまねのひた向きに音楽に取り組む姿勢を目の前にしながらも素直になれない香坂。
そして、迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が知らなかった、
天道が仕掛けた“本当”の秘密が明らかになる――。
って話。
小林聖太郎監督作品です。
少々微妙な企画な印象ですが、
音楽映画は映画館で観ることを逃したくないので観に行きました。
コンサートの採用曲にベートーヴェンの5番が入っていたので、
個人的にテンションは一気に上がりました。
物語としてはテンポよく、贅肉少なめ、そこそこコミカル、そこそこ感動、わかりやすくて当然のオチへ。
って感じです。
西田敏行使ってるので当然の引き締まりや、ある程度の品質保証はありますね。
そういう飛び道具のようなベテランの演技力は凄いです。
若干の佐村河内です。
松坂桃李も基本的にはいつも通り、悪くないですね。
miwaって娘の演技は初めて観ましたが、
まあ正直苦手なタイプですね。
出たての二階堂ふみの様なキャラでしたが、そこまでの天真爛漫さは無かったですね。
池田鉄洋がイチイチ天道の良さに最初に気づく密かにいい役でした。
取り敢えず僕はベートーヴェンを聴くと涙が出る仕組みになっているのです。
中でも好きな第2楽章も聴けて満足です。
のだめカンタービレと同じですが、
素敵なクラシックコンサートシーンがあればそれだけでこの手の映画は成功ですかね。
コンサートシーンはやっぱり相当感動してしまいます。
映画館の音響で聴くとやっぱりサブイボですね。
この手の映画を観ると毎度ロックを卒業してクラシックに帰りたくなります。
ベートーヴェンと出会ったのは5歳位だった思いますが、
結局ずーっとその周りで音楽をしているなぁとつくづく思い知りました。
なんだかそれなりに素敵な気持ちになれる映画でした。
そんなわけで7点です。
僕はバイオリンをケースから出すときの音、
コンサート前のバイオリンを構えるときの音。
ああいう音が大好きなんですよね。
若きヴァイオリニスト香坂(松坂桃李)のもとに、解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。
だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)。
久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。
そこに現れた謎の指揮者、天道(西田敏行)。
再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。
自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。
だが、香坂は名ヴァイオリニストだった父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知り、反発を強めてしまう。
あまねのひた向きに音楽に取り組む姿勢を目の前にしながらも素直になれない香坂。
そして、迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が知らなかった、
天道が仕掛けた“本当”の秘密が明らかになる――。
って話。
小林聖太郎監督作品です。
少々微妙な企画な印象ですが、
音楽映画は映画館で観ることを逃したくないので観に行きました。
コンサートの採用曲にベートーヴェンの5番が入っていたので、
個人的にテンションは一気に上がりました。
物語としてはテンポよく、贅肉少なめ、そこそこコミカル、そこそこ感動、わかりやすくて当然のオチへ。
って感じです。
西田敏行使ってるので当然の引き締まりや、ある程度の品質保証はありますね。
そういう飛び道具のようなベテランの演技力は凄いです。
若干の佐村河内です。
松坂桃李も基本的にはいつも通り、悪くないですね。
miwaって娘の演技は初めて観ましたが、
まあ正直苦手なタイプですね。
出たての二階堂ふみの様なキャラでしたが、そこまでの天真爛漫さは無かったですね。
池田鉄洋がイチイチ天道の良さに最初に気づく密かにいい役でした。
取り敢えず僕はベートーヴェンを聴くと涙が出る仕組みになっているのです。
中でも好きな第2楽章も聴けて満足です。
のだめカンタービレと同じですが、
素敵なクラシックコンサートシーンがあればそれだけでこの手の映画は成功ですかね。
コンサートシーンはやっぱり相当感動してしまいます。
映画館の音響で聴くとやっぱりサブイボですね。
この手の映画を観ると毎度ロックを卒業してクラシックに帰りたくなります。
ベートーヴェンと出会ったのは5歳位だった思いますが、
結局ずーっとその周りで音楽をしているなぁとつくづく思い知りました。
なんだかそれなりに素敵な気持ちになれる映画でした。
そんなわけで7点です。
僕はバイオリンをケースから出すときの音、
コンサート前のバイオリンを構えるときの音。
ああいう音が大好きなんですよね。