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ドラフト・デイ

2015年02月09日 | 映画
ドラフト・デイ を観た。

アメリカン・フットボールのプロリーグ、NFLに所属するクリーブランド・ブラウンズのGM(ゼネラル・マネージャー)、サニー・ウィーバー・Jr.(ケビン・コスナー)は、今まさに人生の崖っぷちに立たされていた。
チームの運営と強化を一手に担う彼は、ここ2シーズンのふがいない成績に責任を感じ、3季目の今年こそは地元ファンの期待に応えたいと願っている。
そのためには12時間後に迫ったドラフト会議で、超大物ルーキーを獲得することが必要不可欠だった。
ところがライバル・チームのGMに苦しい事情を見透かされたサニーは、チームの未来を売り渡す無謀なトレード話に応じてしまい、オーナーの横やりや監督との対立にも心をかき乱されていく。
容赦ないプレッシャーの中で孤立し、キャリア最大の危機に見舞われたサニーは、ついに開幕の時を迎えたドラフトで誰を指名するのか。
サニーの人生のすべてを懸けた決断は、全米を揺るがす大波乱を呼び起こす・・・!

って話。


アイヴァン・ライトマン監督作品です。
久々な感じのがっつりケビン・コスナー主演作品です。

冒頭に日本人向けにNFLのドラフト制度の説明ビデオのようなものが流れます。

物語はNFLのドラフト・デイの一日に巻き起こる劇的なドラマです。

かなり好奇心薄めで観に行きましたが、そのぶん分、思ったよりは面白いなーな感想でした。

NFLのドラフト制度を初めて知りましたが、
劇的なドラマや大逆転が起きる面白いルールになってるのですね。

スーパーボール程じゃないにせよ、
やはり物凄い注目度の中で行われるのだなって感じでした。

アメリカ人って本当にゲーム好きと言うか、ドラマ好きと言うか。
アメリカ人って野球やアメフトみたいに大逆転ドラマが起きるルールがあるスポーツが好きですものね。
なのでこんなドラフトでもちゃんと逆転可能なルールがあるのが流石だなと思いました。

演出としては、何か無駄に漫画っぽいコマ割りで見せたりしてます。
ドキュメンタリー風な質感もあって、
何かアメリカの盛り上がりをちょっと体感させてくれます。

関わる人達はとにかく忙しそうで、
たった一日で、GMの決断で本人を含め色んな人間の人生を大きく左右しますからね。

物語は当然アメリカ人の大好物な見事な大逆転劇です。
元々ドラフトの仕組みを知らなかっただけに全く予想付かなかったというか。
おーなるほどー、そうすれば総取り行けるのかー!と痛快でした。

ああアメリカ行きたいなーって思わされる、
それなりに得るものはある映画でしたた。

ただねぇ、、、
まあ冒頭に大きな犠牲を払って今年の1位指名権を手に入れるのですが、
それはイコール大学アメフトのスーパースターの獲得を世間的には意味してるんですが、
様々な関わる人達がそいつを取れ!取るな!の応酬で。
その狭間で、ケビン・コスナーがそのスターを取るわけないよなーと、
1位指名権取ったのにケビン・コスナーはそいつを指名しないんでしょ?
そのまま獲得したらドラマティックな映画にならないよなーと。
の気持ちでいっぱいでした。

ただその後にちゃんと劇的が用意されていたので救われました。


そんなわけで6点です。


NFL見たくなる見事なプロパガンダでした。


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