椎間板ヘルニア is back

人生で一番辛かった出来事はなんだったか？
と問われると幾つか思い浮かぶが、その候補には椎間板ヘルニアが上がる。

今朝フットサルの試合の最中ぎっくり腰になった。

戦慄が走る。

まさにその通り。

一瞬でこれはヤバイと察する。

仲間たちにひどく迷惑をかけながら助けられながら何とか最寄り駅のバスに乗る。
しかしばすの入り口でその日ピークの激痛が訪れる。

僕は苦痛に顔を歪め入り口を塞いでしまう。
そしてその場に座り込む。
人々が「なんだこいつ？ヤバイ奴だ」みたいな目で僕を見ていく。
人前でそんな目立つ状態になってしまうなんて死ぬほど辛いと感じてしまう。

奇跡的にスムーズにバスは降りられたがそこで最後。

バス停から家までは100mも無いのだがもう進めない。

あぶら汗を書きながら少しずつ進むが30mほど進んだところで遂に悪魔の激痛が訪れ僕は道端に倒れこんだ。
失神しそうな激痛で視界もさだまっていない。

近所の人々がその異様な光景を目にして出てきて、なんだ？なんだ？と5人程度僕の周りに人だかり「大丈夫ですか？」と声をかけてくれる。
その中の近所の不動産屋のお姉さん二人組が倒れてる僕にお茶などを運んできてわずか50m程だが車で僕を運んでくれた。
リアルに僕を苦しめていたフットサルの荷物も部屋まで運んでくれた。
最初は救急車を呼ぼうとしていた人々だったが、とにかく部屋に帰りたかった僕は必死にそれを静した。

念のため男の人も二人ほど呼んでくれてみなさんが僕を部屋まで導いてくれる。

死ぬほど惨めで自暴自棄に陥る状況だったが死んでしまいそうなほどの激痛だったのでもう何もかもがどうでも良くなっていた。

自分の人生にこんな出来事が起きるとは思いもしなかった。

こんな不運な夏休みを過ごすとは思いませんでした。