ひとり映画館に何となく映画を観に行った。
しんみりとした映画だったせいか、観終わった後も家に帰りたくなくなってしまい、帰り道とは反対の方へ僕のスクーターは走り出した。
行き先とかは無いんだけどただ夜の風が気持ち良かったから、少し走るつもりがずいぶんと遠くまで行ってしまった。
翌日の仕事の事も忘れ、一人夜の街を疾走。
辿り着いたのは学生時代住んでいた街。
もう夜中である。
少々怪しいたたずまいだったかもしれないが、ゆかりの場所を巡ってみた。
自分が住んでいたアパート、通った大学、当時の彼女と半同棲していたアパート、何人もの友達の元住まいを巡る。
ああ、懐かしい。
ここにいつもあいつの自転車が止まってたな・・・
アイツの部屋は確か一番端っこだったな・・・
この狭い路地を通って彼女とスーパーへ買い物に行ったな・・・
あれだけホームだった街も今や知っている人間が一人もおらず、完全なアウェイ。
少し冷えたのでラーメンを食って現代へ帰る。
時の流れの感じ方です。
しんみりとした映画だったせいか、観終わった後も家に帰りたくなくなってしまい、帰り道とは反対の方へ僕のスクーターは走り出した。
行き先とかは無いんだけどただ夜の風が気持ち良かったから、少し走るつもりがずいぶんと遠くまで行ってしまった。
翌日の仕事の事も忘れ、一人夜の街を疾走。
辿り着いたのは学生時代住んでいた街。
もう夜中である。
少々怪しいたたずまいだったかもしれないが、ゆかりの場所を巡ってみた。
自分が住んでいたアパート、通った大学、当時の彼女と半同棲していたアパート、何人もの友達の元住まいを巡る。
ああ、懐かしい。
ここにいつもあいつの自転車が止まってたな・・・
アイツの部屋は確か一番端っこだったな・・・
この狭い路地を通って彼女とスーパーへ買い物に行ったな・・・
あれだけホームだった街も今や知っている人間が一人もおらず、完全なアウェイ。
少し冷えたのでラーメンを食って現代へ帰る。
時の流れの感じ方です。