メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

アヒルと鴨のコインロッカー

2009年04月08日 | 映画
アヒルと鴨のコインロッカーを観た。

少々入り組んだややこしいタイプの映画です。


椎名(濱田岳)という若者が大学進学のためとあるアパートに引っ越してくる。

その隣人は河崎と名乗る馴れ馴れしい男(瑛太)。

河崎はそのアパートに住むブータン人のドルジの為に広辞苑を盗もうと椎名を誘い、椎名は本屋を襲う手伝いをさせられる。

河崎とは反対側の隣人ドルジは無愛想な感じの青年。

椎名は河崎に琴美(関めぐみ)と言うドルジの彼女と彼自身が不良グループとトラブルになった話を聞かされる。


(ネタバレ)
椎名はペットショップ店長の麗子(大塚寧々)に2年前に起きた事件を聞かされる。

ドルジの身に起きた話は非常に辛いものだった。

不良グループはしつこく琴美に嫌がらせしたり、襲ったり、遂には警察に追われた不良グループは車で琴美を轢き殺してしまう。

真相はドルジとは河崎と名乗っていた男(瑛太)で本当の河崎(松田龍平)は琴美の元彼でドルジに日本語を教えた親友で病気で死んでしまっていた。
椎名が最初ドルジと思った青年は全然無関係のただの田舎者。

琴美を殺されたドルジと河崎は琴美を殺した男が働く本屋を襲う計画を立てるが実行前に河崎は病死してしまった。

そこに河崎が神とあがめていたボブ・ディランを口ずさむ椎名が現れた為、今度は自分が河崎の役をして仇を襲ったのだ。

ドルジは仇の男にブータンの拷問みたいな事をしていた。

椎名達は警察に知らせ男は命拾いする。

そして椎名は大学をやめ田舎へ帰る事になり、ドルジと別れる。

ボブ・ディランをコインロッカーに封印して。


(評価)
自分も大好きなボブ・ディランがいい素材として使われていたので嬉しかったです。

いかにもミニシアター日本映画的な映画って感じでしょうか。

話は少々複雑で自分には読めなかったです。
同じような出来事がまるまる配置が変わってしまう感じです。

瑛太も松田龍平もカッコいいしいい味出すのでいいです。
その上で濱田岳が主役ってのもいいキャスティングと思いました。

そんなわけで5点。

日本映画っぽいの観たいって時にはいいかもしれません。

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