見積もり

見積もりって意外に重要だと思われる。
人生の方向性をうっすら決めているような。

今はITの会社をやっている。
「◯◯をやって欲しい、見積もっていただけますか？」
なんてやり取りをいつもやっている。

相手がITに弱い異業種の方の場合、
１０倍近い開きがあることもある。

そんなにするんですか？？
なんて言われてしまう。

確かに技術を売ってるだけなので、
最悪無料でやることも不可能じゃない。

何か奇妙な罪悪感も覚えるが、
誰かがやらなければならないし、
みんなが無料で働くわけにもいかない。

なので最近は自分は売れっ子画家だと思うことにしている。
僕に絵を描いてほしい？
僕の絵の価値ならばそのサイズはこれくらいするんです！
と芸術家気分になると、
意外に自分の心のなかの収まりはいい。

プログラミングとはいえ、クリエイティブな仕事である。
芸術家を気取ってもいい気がしてきている。

後はそれに見合う結果を出し続ける努力をするのみ。
決して手を抜いて惰性の仕事をしないように気をつける。