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ジェイソン・ボーン

2016年10月16日 | 映画
ジェイソン・ボーン
を観ました。


ひっそりと暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー(ジュリア・スタイルズ)が姿を現す。
彼女はCIAが世界中を監視・操作するための極秘プログラムを立ち上げたことと、ボーンの過去にまつわるある真実を告げる。
これをきっかけに、再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼を組織に取り込もうとするが……。


ポール・グリーングラス監督です。

ご存知のボーン・シリーズの最新作です。
新章ということですが、さほど新しさは無くいつものボーン・シリーズです。

好きでも嫌いでもなく毎度フラットな気分で観ている自分としては、
一回ジェレミー・レナーを挟んでまたマット・デイモンに戻ったんだな、って感じです。

キャストは結構変わって、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセル等が入っています。
そして自分の大好きなアリシア・ヴィキャンデルが出ているのでかなりテンションアップです。

内容はいつも通りな感じです。
やっぱり記憶の復元で露わになった部分で感情を作って行く感じです。
今回はジェイソン・ボーンの父親、その死の理由、そしてジェイソン・ボーンの本名などが明らかになりました。

改めて劇場で観てみると、王道アクションだなって印象です。
ジェイソン・ボーンは強くて相手を欺くような手際良いシーンは痛快です。
しかしヴァンサン・カッセル演じる相手も怖くて、大事な場面はかなりの苦戦具合です。

アリシア・ヴィキャンデル演じるCIAエージェントがPCの技術凄くて、
世界中の端末を操作しますがそこはちょっと非現実的な感じでした。

CIAがアメリカのIT企業の若手CEOの開発したプログラムに細工をして全人類をコントロールするような陰謀があります、
トミー・リー・ジョーンズが彼に圧力をかけて世界を牛耳ろう的な展開でしたが、
コレはキングスマンと似てるなと思いました。

とにかく一回のアクションやカーチェイスシーンが長く感じてしんどかったです。
アメリカ人ってカーチェイスシーンが好きなのでしょうか?
大抵の大作アクションには車かバイクでのカーチェイスアクション的なシーンがありますね。
今作は両方ありますが。
個人的にはカーチェイスシーンを特に欲していないのでちょっともたれました。

ラスベガスの街中で街や車を破壊しながらの凄いカーチェイスシーンがありましたが、
この辺はワイルドスピードにまかせておいて良い気がします。
ボーン・シリーズはこういうド派手感よりも、もう少し孤独感を感じさせるアクションが良いです。

アクションもマトリックス並に戦い続けるシーンが多くて。
一体どうやって決着を付けるのだろうか?と正直だれました。
もう少しストーリー部分に重きを置いて欲しかったですね。

マット・デイモンはいつも通りな感じです。
過去の映像も使われますが、初期と比べて大分体格が良くなりましたね。
物語上の時間経過はわかりませんが、結構ルックスかわっているのは良いのかな?と心配になりました。

大好きなアリシア・ヴィキャンデルは相変わらずめっちゃ可愛かったです。
ただ童顔で可愛くて、果たしてCIAエージェントの役どころが合っていたのかは疑問です。
客寄せパンダ的なキャスティングでしょうか、もう少し可愛い役をやっていた方が良いと思いました。

ヴァンサン・カッセルは冷徹な殺し屋でなかなかハマっていました。

トミー・リー・ジョーンズも悪い感じの役でしたが、最近はもうルックスだけで説得力ありますね。
大御所感が凄いです。

安定のシリーズとして適度な娯楽は提供してくれる映画ですね。
大分迫力満点の作品になってきたので劇場で観るには良いアクションですね。


そんなわけで6点。

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