メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

人生は筋書きのないドラマ

2014年01月31日 | ボクヲサガシテル
人生は筋書きのないドラマみたいなもんとして
だとしたらドラマティックであろうとする努力が必要な気がして。

もういい歳だが、今までの歩みもそれなりにドラマティックだった気がする。

それでもこの一年ちょいは本当にドラマティック過ぎて。

一昨年の年末に全くのノープランで会社を辞めた。
単純に会社があわなくてこのままここで時間を浪費する事に絶望的な気持ちになっていた。
何にも無かったけど取り敢えず先のことは考えず会社を辞めてみた。
かなり晴れ晴れとした気持ちと将来への大きな不安を手に入れた。

独立する、とか口にしていたけど、
多分本気じゃなかった。
多分今より下の暮らしをする人生になると、
現実はきっとそうなんだろうな、とわかっていた。

取り敢えず旅に出た。
イタリアの友達が誘ってくれたので、
本当にイタリアへ行ってみた。
一人で飛行機にも乗ったこと無かったので、
チケットも初めて買って、
何一つわからないまま飛行機に乗った。
そのままヨーロッパ15カ国を放浪した。
外国語も喋れないまま、
ルールもマナーも何もわからないまま、
毎日街を移動して60箇所くらいの街を訪れて、
2ヶ月半のかなり無謀な旅をした。

それで相当たくましくなり、
もっとノープランで1月弱、西日本を放浪した。
真夏の瀬戸内海の島々を巡った。

退職時にわずかにあったコネクションも仲間も全部捨てて旅に出たので、
なんのコネクションも仲間も無いまま自営業を開業した。

仕事の依頼が以外に多くあった。
話を聞きに行けば大抵採用された。

現場が決まったので長いニート生活の残されたひと月で再び旅に出た。
バイクで東北の被災地を殆ど全て見て回った。
世界を見たが、日本も知らねばならないと。

そうして刺激だらけだった旅のシーズンを終えて仕事を始めた。
コミュニケーションが得意な方なので大きな現場で次々と仲間を作った。
またもや多くの刺激を得た。
そうして会社を作ることにした。

俺ごときのレベルの人間に未来の成功の根拠など無い。
しかし色々と行動して次々とドラマを作った。

成功やお金が目的ではなく、
その先で誰かに語るべきドラマを今作ろう、
そんな気持ちで生きるようになった。

どうしたら人が食いつくような物語になるか?
それを大事にしている。

このままぼんやり会社員してても小説にも映画にもならない。
30後半でこんなに冒険する人もあまり居なかろう。
特に慎重で神経質な人間ならばなおさらだ。

毎日がバンジージャンプをするような、
冒険と勇気とエピソードにあふれた、
そんな日々を送りたい。

壮絶な2013年を生き抜いた自分に負けたくない2014年の自分がいる。

この世に旅があって本当に良かった。
心底そう思う程、旅は大きかった。
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