メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

イージューライダー

2006年08月19日 | なんとなく書いてます
30歳になったのだ。

僕の中で特に何が変わるわけでは無いのだけれど、世間の20代と30代の切り分けのせいで、いつか30代というものに洗脳されるのだろう。
もう転職とかも難しくなるだろう、夢とかも偉そうに語れなくなるだろう、独身をコンプレックスに昇華させられてしまうだろう。

世の中年齢差別というものは確かに存在しているな。
僕もそれに順応している。
仕方ないと思うけどなんだか寂しいものだ。

しかし年をとるということは悪い事ばかりじゃないでしょう。
人間としての成長を感じれるのもいいもんだ。
自分で稼いだお金で好きなこともできるし、車やバイクで遠くに行ける。
酒も飲めるし、女も抱ける。
楽しい仲間と楽しく過ごしたい。
あーどこまでも続くよ青春は。
とりあえずはそんな捕らえ方をする。

年をとりながら生き続ける事には何の意味も無い。
意味は無いのだけれど生きるくらいしか、する事なんてないし。
しかたないから僕は来年も再来年も年をとって、
「1年って早いね」なんて腐りきった言葉を後何回も言って、
いつかは生きていない物になるのさ。
なんとも虚しい現実だが、
一人の人間がこの世に生を受け
笑って、泣いて、恋して、子供産んで
そして死んでいくまでの全てが悲しい程無意味だ。
知能とは意味の無いものに意味を与える道具に過ぎない。
だっていつか全ての記憶と共にこの宇宙ごと消えてなくなる日が絶対に来てしまうのだから。
この世に生まれたことがドッキリだ。

「終わりの無い青春
それを選んで
絶望の波に飲まれても
ひたすら泳いで辿り着けば
また何か覚えるだろう

誰にでもある青春
いつか忘れて
記憶の中で死んでしまっても
あの日僕らが信じたもの
それは幻じゃない
so young!!」
  ("So Young" from the yellow monkey)

30歳の目標はとりあえず大きなバイク買って、一人ロードムービーして田舎の道とか走って、自然に触れて、歌を歌いながら、青空や緑にやられて涙したりしたいね。いいカメラも買っていろんな瞬間を切り取りながら、俺は何で生きてるんだろうと相変わらず苦悩しながら過ごすんだよ。

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