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レイン・フォール 雨の牙

2009年04月28日 | 映画
レイン・フォール 雨の牙を観た。

凄腕の殺し屋ジョン・レイン(椎名結平)がCIAに狙われるってお話です。

レインはワタナベと言う依頼人に頼まれ悪さをしていた官僚を自然死にみせかけ次々と殺していた。
ある朝、川村という官僚を満員電車内で心臓発作に見せかけ殺す。

しかもCIAに監視され包囲された状態でそれを実行し見事逃げ去る。

その川村が持っていたと噂されるメモリースティックを手に入れるのが目的だったが川村の遺体にそれは無かった。

CIAもそのメモリースティックを狙っていた。


(ネタバレ)
メモリースティックを巡ってレイン、CIA、日本警察、そしてヤクザが過激な争奪戦を繰り広げる。

CIAのアジア支局長のウィリアム・フォルツァー(ゲーリー・オールドマン)はレインを危険人物として拘束を狙い躍起になっている。

行方不明のメモリースティックには日本政府の汚職のデータがたんまり入っているらしい。

フォルツァーはレインがそれを持っていると勘違いしている。

レインは川村の次女を訪ねるが目の前でヤクザの刺客に殺されてしまう。
ヤクザはデータを手に入れお偉いさんをゆすろうとしている。

そして次に長女みどり(長谷川京子)を訪ねる。
みどりはジャズピアニストでお店でライブ活動をしていた。

既にみどりの身にも危険が迫っており、間一髪レインが助け出す。
そして二人の逃亡生活が始まる。
レインはみどりを説得し、悲しみを和らげ、身の守り方を教える。

日本警察の刑事(柄本明)は官僚達の死に疑問を抱き、鋭い洞察力からレインの存在まで辿り着き事件の概要を知る。

フォルツァーは実は黒幕でメモリースティックのデータで日本政府に圧力をかける狙いだった。
その為実はフォルツァーがレインを雇った張本人だった。

ついにメモリースティックを手に入れたレインだが、全てを知り脱力してメモリースティックをフォルツァーに渡す。
しかしそれは偽者でフォルツァーは自殺する。

3ヵ月後、みどりはニューヨークのヴィレッジ・バンガードと言うライブハウスで演奏する夢をかなえていた。

それをこっそり観に行くレイン。

二人はしばし見つめあうがレインは殺し屋へと帰って行く。


(評価)
まー一言で言うならばスベってますね。

シリアスでハードボイルドですけど、全体的に演劇部みたいな演技だし、納得できないやり取りが多いです。

身を守る技術をみどりに教えるけど、小学生の探偵ごっこみたいなレベルの事をシリアスに言って、みどりもめっちゃ納得しちゃいます。

二人で旅館に泊まって子供時代の事や、夢とか語りあっちゃうし。

説明少な目でストーリー進みますが、こんなレベルの映画ならもっとちゃんと説明しながら進行して欲しいです。
結局、レインはみどりの父を殺したのか否かよくわかりませんでした。

映像はかなりアーバンな感じでそこそこかっこいいですけど、柱越しみたいな画が多くて、ドアップばっかりで無駄に目が疲れました。

椎名結平はそれなりにかっこよかったとは思います。
ゲーリー・オールドマンはヒステリックな演技ばかりでイライラしました。
長谷川京子はべっぴんさんでした。美肌でした。

最後10分くらい無声映画のようになりました。
おもしろい狙いだとは思います。

そんなわけで4点です。

僕としては長谷川京子のかわいらしさが唯一の救いでした。

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