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グローリー -明日への行進-

2015年06月26日 | 映画
グローリー -明日への行進- を観た。

1964年ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は、翌65年、黒人の選挙権を求める525人の同志と共に、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を始めるが、そこに待ち構えていたのは白人の州警察と民兵隊だった。
次々と黒人たちが殴り倒されていくニュース映像が全国に流れ、テレビの前の全米7,000万人が衝撃を受ける。
「肌の色など関係ない。人は皆平等だと信じるならば共に行進しよう」キング牧師の呼びかけに、全国から続々と人々が集まってくる。
翌日、黒人と白人、男と女、大人と子供がしっかりと腕を組み、彼らは再び歩き始めた─。

って話。


恐らく初めてのエヴァ・デュヴァネイ監督作品。
黒人の女性の監督さんですね。

マーティン・ルーサー・キングの伝記映画です。
かの有名な黒人に選挙権を与えろ!的な運動をした人のお話です。
(因みに僕は学生時代とか猿顔の人をこう呼んだものです。)

1960年代のアメリカって本当に凄い時代ですよね。
収拾の付かない、あらゆるイデオロギーがマグマのように渦巻いていた時代ですね。
法的には黒人に選挙権はあるが、実際は許可を貰えなかったり、選挙権を持った黒人は圧力を受けて仕事を失ったり。
黒人相手のテロ行為を行った人間は無罪になったり。

どう考えてもおかしい時代が結構最近に当たり前にあったんですよね。
忘れてはいけないですよね。

地球のリーダーぶってるけどアメリカのこういう人種差別は、
ドイツにおけるナチスに近い暗黒部ではありますね。

現代でも時々白人警官が黒人を殴り殺したりしてますからね。
根深いとおもいます。

ただ僕はあまりに民族をミクスチャーするのも良くは無い気がしてしまいます。

血統書付きのペットではないですが、
それぞれの種がそれぞれの血統を守りつつお互いを尊重して平等に生きれれば理想的ですね。
そうしないと純粋な民族がどんどん居なくなってしまいますからね。

あまりわからないですけど黒人差別って多分現代もありますよね。

日本人がどことなくアジア人を下に観る差別をするように、
その解消は本当に難しいと思います。
人類ってどうしたら良いのかね?

こういう問題には明確な目標を抱くべきだと思います。
あまり具体的には知らなかったのでそういうことを知り考えるいい勉強になりました。

こうしてまた一つ賢くなれるから伝記映画は観る価値がありますね。

ただ恐らくはリアルで淡々と描いているので相当眠気と戦わされる映画ではあります。
つまり高品質な大人向けの映画です。

ラストの演説シーンはなかなか魂を揺さぶられました。
ハレルーヤ!ハレルーヤ!


そんなわけで7点です。


もっと近代史を勉強しなければ・・・。

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