メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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ステキな金縛り

2011年10月31日 | 映画
ステキな金縛り を観た。


僕の大好きな三谷幸喜監督最新作です。

毎度ホント面白いですからね、この人の映画は。
とにかく楽しみに待ってました。

殺人事件の容疑者は事件の時金縛りに遭っていたと否認する。
失敗続きで後がない駄目弁護士の宝生エミが調査でその旅館を訪ねた際に金縛りにあい落ち武者の幽霊更科六兵衛(西田敏行)と遭遇する。

そして裁判の証人として召喚する。

ほとんどの人には見えないがたまに見える人が居るという落ち武者の幽霊は幽霊裁判として世間の話題になる。

そんな映画。


予想通り非常に笑えました。

西田敏行を使う時点でかなり反則的に面白いですが、深津絵里も負けずにいい演技してました。

過去の作品に比べると主役のこの二人の比重が多かった気がしました。

大体がこの二人のやり取りでワンカットも長めで舞台を観劇しているような気分になりました。

しかし深津絵里をコレほど可愛らしく描いた映画は無いでしょう。
深津絵里好きにはたまらないと思います。

生瀬勝久の出オチが面白かったです。
嫌味な相手検事の中井貴一などがコメディするとそのギャップからかなり笑えました。

そして前作マジックアワーの主役の売れない役者村田大樹(佐藤浩市)もそのままの役で出てました。

コールガール役の篠原涼子は多分THE有頂天ホテルと同じ役だと思います。

最近こうした遊びを入れてくれるのはファンには嬉しいですね。

劇中に出てくる映画も結構僕の好きなクラシックな名画で嬉しかったです。

正直前作のマジックアワーがかなり見事な起承転結でかなり見事なコメディだったのでそれに比べるとちょっと劣ります。

それくらいを期待していたのでちょっと派手さ、盛り上がりには欠けるなぁと思いましたがそれはあくまで僕の勝手な期待なので。


そんなわけで8点です。


この映画のおかげで鬱状態から抜け出せたような気がしました。

そんな愉快な映画です。

三谷幸喜さまさまです。

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