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無知であるということ

2011年04月06日 | イラっとする話
日本の放射線の保安規定は1mSv/年以下です。

我々はこんな事故でも起きない限り、
そんな事を気にせずに暮らして居ました。

結論から言うとそういう心構えで暮らしている事が
とってもイケナイ事だと思うのです。

自分は物理学科出身。
宇宙物理学が好きで物理を専攻し、大学では量子力学を学んだ。

なので普段から原子力発電所の仕組みなどに関心を示して生きていました。
原子力の仕組みは興味深く、そして危険で隠し事も沢山あると普段から思って生きていました。

しかしそんな僕でも事故が起きてテレビや活字で観るのは知らない事だらけ。

普段何気なく入れている部屋のスイッチの向こうはこういう世界なのだと自覚すべきである。
こういう危険の代償として電気を使えているのです。

チェルノブイリなんて完全に海の向こうの他人事と思って育っていました。

テレビは混乱を招かないように非常にボヤかした表現が多いと思います。

元来テレビで観たことを自分で調査して考察したあとでしか納得しない主義なのですが、
世の中には鵜呑み派の人が多いのが少々困った事です。

原子力というのは結構素晴らしい発明だと思います。
爆弾にも使えれば発電にも使える。
核反応からエネルギーを作る夢のような発明です。

そして選択は我々に委ねられている。
そして既に選択して生きてきたという事を自覚すべきと思います。

自分達がとことんまで電気を使うような暮らしを選択してきたのです。


無知で暮らしている事の罪を自覚すべきだと思います。
どこかの賢い人達、学者さん達に人類の未来を委ねておけばいいというスタイルが罪なのです。

とっても大事な事は自分で判断出来る位の知識は蓄えて生きるのが
人間の最低条件だと思います。


自分は毎日原子力発電や放射線の知識を増やそうと色々読んでます。

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