メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

いつの日かの記憶

2014年04月08日 | 思い出
朝は歩いて駅まで行く。
片道30分弱を毎朝歩く。

この時期歩いていると、
真新しい制服を来たお子さんを連れた、
若い夫婦のグループをよく見かける。

ああ、今日は入学式なのね。

ふとセピア色の条件が走馬灯のように駆け巡る。

自分にもそんな日があった。
世界は未知に溢れ
空はもっともっと高くて
太陽はとても大きかった。

入学式の日は同級生の近所の女の子の家族と
4人で歩いて行った事を覚えている。

そこから長い長い小学校生活が始まり、
そして終わった。

時代はところてんのように押し出し式となっている。
当然、誰であれ立ち止まる事は出来ない。

こんな子どもたちもいつかは僕のように
30年前に自分が小学生だったことを思い出すのである。

酸いも甘いも経た後に、
遠い記憶をよみがえらせるのである。

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