メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

俺アカデミー賞2020 31位〜21位

2021年01月21日 | 映画
昨年は沢山映画を観たので65位から発表でしたが、今回は本数も結構減ったのでベスト31にしぼりました。
観た中で100本くらいは除外するので泣く泣くではありますが。


31位 架空OL日記

元々芸人としてめちゃくちゃ高評価なバカリズム。
今や脚本家としてもトップランナーですが、そんな彼の唯一無二のセンスが存分に発揮されている作品です。
男が妄想するOLの社会ですが説得力が凄すぎます。


30位 映画 えんとつ町のプペル

西野亮廣の絵本が原作で制作もしているアニメーション。
原作の世界観を見事に表現した極上のファンタジーでした。
一歩間違えればすごい映画になれそうなポテンシャルは感じたので何か惜しかった気はしました。


29位 スウィング・キッズ

ここ数年の韓国映画は更にクオリティが上がっている印象ですが今作もその一本な気がします。
韓国ならではの極度なドラマ性と予定調和的じゃない全体的に強めの描写が印象的でした。
肝心のダンスも非常に見応えありました。


28位 デッド・ドント・ダイ

もう2周目、3周目を行っている印象のゾンビ映画ジャンル。
それを見事に達成している映画でした。
シュールでハイセンスで予想の何段階も上を行く映画で非常に面白かったです。


27位 君が世界のはじまり

大好物な青春映画の王道な作品。
ブルーハーツを柱にしていて、それを若い作り手や演者が扱ってるのが嬉しいですね。
自分が子供の頃夢中になったブルーハーツが今でも変わらず若者の心を揺さぶっているようで。
非常に絵力の強い印象的なシーンが多く王道的な演出を現代のセンスで消化してるような映画でした。


26位 星の子

いかがわしい宗教にディープにハマった一家とそれを巡る周りの人々の話。
自分が子供の頃は結構なくはなかった世界観ですね。
現代的なセンスでそれを捉えた悲哀とそれでも泣ける家族愛でとても上質な映画でした。


25位 his

今泉力哉監督が同性愛をテーマにした上質な映画です。
いつもより娯楽性より作家性が強い印象の作品でとても静かながら上手く転がる物語でした。
現代社会の問題にもメスを入れているような社会性も素晴らしかったです。
いつもながら役者の演出が極度の上質でいつもながらラストカットの余韻が半端なくて大好物です。


24位 エクストリーム・ジョブ

韓国のコテコテアクション・コメディ。
捜査の偽装のためにはじめたチキンの店に本気になってしまう面白さ。
ボケボケでベタで素直にとても笑える映画でした。
こういうジャンルでも韓国映画のレベルの高さを感じました。


23位 ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

これぞ王道な極上ミステリーでした。
大量の登場人物たちがみんな立っててあまりに巧妙なストーリー。
古典的でレトロな空気感と現代的な新しいセンスが見事に両立していて。
映像や演出も素晴らしく、トリックも種明かしも最高でした。


22位 ランボー ラスト・ブラッド

徹底的にとどめを刺すのでかなりバイオレンスですがめちゃくちゃ感情揺さぶられ没入できて痛快でした。
なかなか壮絶な展開からの壮絶な復讐劇、めちゃくちゃ怖いホームアローンでした。
シルベスター・スタローンがまだまだ大スターなのだと再認識できました。


21位 パヴァロッティ 太陽のテノール

名前を知ってるくらいの歌い手でしたがめちゃくちゃ感動しました。
ロン・ハワードのドキュメンタリーとしてはビートルズに続いてですが、取り上げるに最適の人物だと思いました。
とにかく劇場で聴いた歌声は理由もなく涙が流れるものでした。
叶うのならば一度生で聴いてみたかったです。


こうして振り返るとどれも相当面白かったという思い出。
ここに入っただけでも誰にも観て欲しいハイセンスで素晴らしい映画ばかりです。


つづく

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