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声枯れ

2004-06-14 02:52:00 | 徒然なるままに
6月10日(木)

午前中は、教育センターでのカウンセリングを受けに行ってきた。
この何日間かは胃痛と疲れがひどく、声もますます枯れてきている。
カウンセラーの先生からは、声は精神のバロメーターだと言われた。
私の声枯れは、仕事やソーランで使いすぎたからではなく、心労・ストレスから来る精神的なものらしい。
早めの咽喉科と心療内科の受診をすすめられた。

私程度でもこんなに辛いのに、1日に起きた佐世保の事件に関わる人たちの心痛や心労はどれほどのものだろう。

先日、被害児童のお父様の手記が発表された。
事件直後は、まだ信じられない、現実味のない事件が、日を追うごとに、事あるごとに、事実を認めたくない、受け入れられない、計り知れない喪失感に、責めさいなまれていらっしゃるのだろう。
本当に、心よりお悔やみを申し上げます。

また一方で、加害児童のご両親も、どれほどの心の傷を負われたことであろう。
この事実を受け止めつつ、プライベートなことや生育暦のことなどは、義務であり責任の取り方だとはいえ、どんなに辛くても、いやでも明らかにしていかなければならない。
また、今後は、冷たい世間の目に耐えながらも、わが子の更生を信じて生きていかなくてはならない。
この悲劇を繰り返さないためにも、どんなに辛くてもくじけずに頑張っていただきたいし、捜査に協力していただきたいと願わずにはいられない。

担任の先生は、生徒が登校しているのに入院しているとは何事かと顰蹙をかっていると聞いた。
先生だって人間だ。
惨状を目の当たりにして、その時間、何も気がついてあげられなかったという後悔と責任の重さに、体調を崩してしまっても仕方がないのではないだろうか。
早く立ち直って、子どもたちのところに帰って行ってほしいとお見舞い申し上げます。

遠く離れた千葉の子どもたちも、大きな衝撃を受けている。
同じ小学校に通う子どもたち、ましてや同級生たちはどんなにか衝撃を受けたことだろう。
今は混乱しているであろう加害児童自身も、近い将来、事の重大さと犯した罪の重さを実感する日が来るだろう。
その十字架の重さにつぶされないよう、周りがしっかり支えてあげてほしいと願わずにはいられない。
それはけして、『ファンクラブ』などという非常識なものであってはならないのだ!

今の子どもたちが置かれている状況や、抱えている問題、悩み、SOSは、時に私たち大人の想像を絶するものがある。

私も、頭の中をリセットして、今一度、長女の言葉に耳を傾け、彼女の求めているもの、行動の背景を見つめ直さなくてはならないと思う。

いつかまた、2人で大きな声で『島唄』を歌える日が来ることを信じて。

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