TOLITON's WEB SITE

日記中心
 
情報提供(アニメ・映画・美術関係)

交流

ソーラン、ソーラン!

2004-09-16 23:33:00 | 徒然なるままに
きょう、息子の同級生がソーランのCDを貸してほしいと電話をくれた。
高校の体育祭でソーランを踊ると言うのだ。

息子達が小6の春の運動会のとき、初めてソーランを見た。
ちょうど春休みにやっていた『金八先生』の最終回で見たソーランのかっこよさに、先生達も子ども達ものった。
新学期が始まる頃には、先生達が春休み中にアレンジした『C’zソーラン』が出来上がった。
新学期早々から忙しい行事の中、子ども達はへとへとになりながらソーランの練習をがんばり、本番は本当に感動した。
衣装は、お父さんのYシャツをリフォームし、背中に自分達で思い思いの絵や文字を水性ペンキで描いた長半纏。
それが校庭いっぱいに翻ると、カラフルな大漁旗にも見えた。
6年生はみんな力いっぱい踊った。
開校以来初めて運動会の演目で『アンコール』の声がかかった。

それが私達のソーランの原点になった。
あの踊りを覚えたいと言う下級生たちや保護者達が夏休みに先生方にソーラン講座をお願いした。
6年生有志は、市外の団体からも声がかかって、いろいろなところでソーランを踊った。
伊藤多喜雄コンサートの会場でも踊った。
2002年の冬には、文化使節団の一員としてイギリスに招かれて、4名がホームステイをしながら1週間、朝から晩までソーランを踊ってきた。

その後、受験や部活で忙しくなり、ソーランを踊る機会も少なくなってはいったが、彼らにとって、ソーランには格別の思いがあるのだろう。

今でも、地域の祭りなどで、『元祖』として何人か踊りに来てくれるのだが、学校が違っても、練習時間がなくても、迫力ある踊りをびしっと決めてくれる。
それを見る下級生達の踊りにも気合が入る。

そんな息子達のかつての同級生達が、それぞれの高校の学校行事でまたソーランを踊ると言う。
彼らのソーランを受け継いだ者として、こんなにうれしいことはない。

いつか、成長した『元祖』達と一緒に、大勢で『南中ソーラン』を踊れたらいいなあ!

CDを渡しながら、
「体育祭がんばってね!」
と声をかけたら、
「はい!」
とに答えてくれた笑顔がとってもさわやかだった。
がんばれ、『元祖』達!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿