明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1451)大飯原発、玄海原発再稼働反対!・・・京都で「ヨウ素剤を配ってよ@京都」立ち上げ集会を行います!ぜひご参加を!

2017年12月04日 11時00分00秒 | 明日に向けて(1300~1500)

守田です(20171204 11:00)

このところ全国各地での原子力災害対策の促進に関わっています。
篠山市で行っているヨウ素剤事前配布も各地に広めていきたいと思っています。

もちろん原子力防災のためには、原発を動かさせないこと、再稼働させないことが大原則。
しかし人命を顧みない政府と経産省は現在稼働を強行している5基に加えて、来年に大飯原発3,4号機、玄海原発3,4号機を再稼働しようとしています。
しかも今回の再稼働強行も避難計画の策定などは置き去りにしたまま。いやそもそも周辺住民の安全を完全に保障する計画など立てようがないです。

この暴挙に対し12月2日に佐賀の方たちが玄海町の隣の唐津市で再稼働反対集会を開かれました。1700人の参加だったそうです。報道をお伝えします。

「玄海原発、再稼働反対で決起集会 1700人参加」
沖縄タイムス 2017年12月4日
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/178557

今回の再稼働、神戸製鋼のデータ不正部品を抱えたままでなされようともしています。
調査のために当初の予定が2か月遅れるとされていますが、あらかじめ再稼働の期日を決めておいて検査するなどおかしい。
スケジュールに合わせたおざなりな点検が必然化されてしまうのはみえみえです。

こんな命の軽視のあり方に、私たちは少しでも自分たちを守るための手段を重ねていく必要性があります。
あくまでも再稼働反対の声を強めつつ、一方でいざというときに少しでも被曝を減らす、少しでも多くの人が逃げれるための準備を重ねるのです。
またこのことを原発に賛成している方たちも含めて進めることで、原発がいかに危険なのかの討論を広げることもできます。

このため京都で「ヨウ素剤を配ってよ@京都」を立ち上げることにしました。
京都府と京都府内の各市に要請を広げていきますが、もちろん滋賀県でも大阪府でも兵庫県でも、いや全国でこれを広げていきたい。
その運動の一つを京都から起こそうという試みです。

呼びかけ団体は僕も参加している「ウチら困ってんねん@京都」です。
呼びかけ文とキックオフ集会の案内を貼り付けますので、ぜひ京都府以外の方も含めてご参加下さい!

*****

原発の再稼働に憂いているみなさま

高浜原発から京都市役所まで約60キロ。
もしも事故があったら放射能が やってきます。
琵琶湖も深刻に汚染され、京都市では水が飲めなくなってしまいます。
だから稼働を止めさせることが一番ですがなかなか止められません。
大飯原発さえ動かされてしまうかもしれません。
どうしたらいいのか。

私たちは原子力災害に備えることが大切だと思います。
この備えは決して稼働を認めることではありません。
稼働している事実に向き合うことです。
事故は明日起こっても不思議ではない。
だとしたら身を守る準備をしなくてはなりません。
万が一のときに子どもたちを守りきる備えをしなくては。

そのためには一部の人が備えているだけでは足りません。
自分のこととして事故へのリアリティを想定し、
とっとと逃げる準備をしましょう。
ヨウ素剤はそのときに飲むもので、事前配布をしておくことが大切です。
ヨウ素剤は緊急時に甲状腺を守るためのものです。
また事前配布をすることで、
事故発生のリアリティを考えるようになり、
原発の危険性と向かい合えるようになります。
だからこそ、私たちはヨウ素剤を配るための運動を起こしましょう。
多くの人にヨウ素剤を手にしてもらいましょう。
そもそもヨウ素剤は5キロ圏内では政府が配れといっているものです。
原発賛成・反対をひとまず横において原発問題を考えられる。
ヨウ素剤配布にはそんな効果もあります。

誰もがみんな いざというときに放射能から身を守って欲しい。
ましてや 子どもたちを守りぬきたい。
災害をリアルに想定して備える発想はあらゆる災害対策にも有効です。
だからヨウ素剤事前配布には大きな効果と可能性があるのです。

それで私たちはこんな団体を立ち上げます。
「ヨウ素剤を配ってよ@京都」です。
みなさん、ぜひここに一緒に集ってくださいませんか?
個人での参加も団体での参加 も大歓迎です。
京都市、京都府への事前配布要望署名を開始しましょう。
12月10日に各地で奮闘している方を招いてキックオフ集会をやります!
ぜひお集まりください。

2017年11月1日
ウチら困ってんねん@京都

*****

京都の今とこれからを考えるvol.12
*はじめよう!『ヨウ素剤を配ってよ@京都』*
https://www.facebook.com/events/185516485330789/

再稼働した高浜原発から京都市役所まで約60キロ。
再稼働に反対しつつ、原子力災害への備えも大切です。
万が一の時に、子どもたちを守りきる備え。
その一つがヨウ素剤を準備すること。
災害をリアルに想定して、脱原発へと前進したい。

事前配布を実現した篠山市
備蓄を拡大した舞鶴市
市民発で動き出した米原市
議員発で動き出した八幡市
各地でヨウ素剤配布に取り組む人たちから
お話を伺うイベントを企画しました。
子どもスペースを設置しますので、
子どもさんもご一緒にご参加ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。

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■ 日時:12月10日(日)13:30-16:30
■ 場所:京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟 地下1B05教室
  吉田南キャンパスの正門入ってすぐ左手の建物です。
■ 参加費:500円(資料代として)

■ ゲストスピーカー
玉山ともよさん
添田光子さん
西村静恵さん
山田みすずさん
守田敏也さん

■ 申込み&問合せ:Tel 090-3704-3640(まきた)
■ 主催:ウチら困ってんねん@京都

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高浜原発が動いている

いつ事故が起こるかすごく心配
京都にも放射能が来る!

兵庫県篠山市では
去年1月から住民に
ヨウ素剤を配り出した
高浜から50~70㎞圏内、京都と同じ

滋賀の米原市が
配布の検討を始め
舞鶴市では
備蓄場所が4から32箇所になった

でも京都市は・・・・、ひどすぎる
せめてヨウ素剤を配ってよ!

だから
「ヨウ素剤を配ってよ@京都」を結成します

みなさん、一緒にやりませんか

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