守田です。(20160307 13:00)
高浜原発4号機原子炉の緊急停止から一週間経ちました。関電は週明けに規制委員会への報告を出すとみられていますが、現時点ではまだニュースが出ていません。
しかしこれまでも以下のことが明らかになっています。
1、20日に重要箇所のボルトの加締めという基本中の基本を怠って、一次冷却水漏れを引き起こした。
2、このため起動試験から再稼働までの行程に遅れが生じたはずなのに予定通りのスケジュールであった26日に稼働を強行した。
3、29日に発電機と送電線をつないだ瞬間に送電線側から過電流が流れ込んだと思われる事態で原子炉の緊急停止に至った。
4、関連の機器に故障が見られないことから過電流の感知の値に関する入力ミスがあったと思われる。
二つのトラブルは一次冷却水と、原子炉の緊急停止にまつわるものであり、重大事故に直結する可能性のある箇所で発生したものです。
しかも加締めの怠りと、おそらくは入力ミスが原因であり、どちらも重大なケアレスミスです。
これほど社会の注目を集めている再稼働におけるケアレスミスの連発には、ここまで再稼働ありきで強引にことを推し進めてきた関西電力の安全軽視の体質がよく表れています。
関電と同様に無責任な発言を繰り返している原子力規制委員会がどのように言おうと、高浜4号機はこのまま止めておくべきであり、川内1、2号機、高浜3号機も止めるべきです。
以下、すでにご紹介した署名ですが、8日24時まで一次受付をしていますので再度、お知らせしておきます。二次集約もあるそうですので、どんどん拡散してください。
■高浜原発4号機緊急停止事故・抗議署名のお願い
http://kiseikanshi.main.jp/2016/03/01/kinkyuteishi/
署名フォームは以下です!
https://fs224.formasp.jp/f389/form1/
締切は 3月8日(火)24時 です。
さらにすでに原発が動いていること、また核燃料がプールにある限り、重大事故=過酷事故の可能性は続くことを踏まえて、繰り返し述べてきたことですが、原子力災害対策を推し進めていきましょう。
その一つとしてヨウ素剤の事前配布を行い、この配布を通じて、事故が起こった時は「とっとと逃げる」ことが肝心であること、ヨウ素剤はその時に飲むべきものであることを広げていくことが重要です。
この間、こうしたことを知っていただくために、毎日放送「石田ジャーナル」の篠山市ヨウ素剤配布に関する特別番組をご紹介しました。
これを北米在住で、「明日に向けて」をフォローしてくださっている「まうみ」さんが全文、文字起こしをしてくださいました。感謝感激です!本当にありがとうございます。
みなさんにご紹介しますので、ぜひこのテキストデータをご覧下さい。
あらかじめ僕が毎日放送はよくこのシーンを撮って下さったなあと特に感心したところを述べておきます。
一つにはヨウ素剤をお子さんと一緒に受け取りにきてくさったお母さんの発言です。
「母親:
万一のこと(原発事故)があることもあるんだなと、すごく切実に感じました。
このヨウ素剤を配ってもらうことはどういうことかっていうことを、(我が子に)少し説明したんですけど、「私は病気になったり死んだりするんかな」と言って泣いてたんです。
それがすごい、子どもをこんなに不安にさせることなんやなって思いました。」(引用はここまで)
僕は初めてこの番組を見たときに、「大事なのはここだ!よくこのインタビューをしてくださった」と思いました。
「子どもが泣いた」・・・胸が詰まる発言です。しかしこれが真実なのです。子どもが泣き出すようなものが私たちの目の前に厳然としてあるのです。
しかしまだまだ多くの人がこのリアリティの前に立っていない。その中で再稼働が強行されているのですから、この認識、健全な危機感をこそ広げなくてはいけない。
だからこそヨウ素剤の事前配布をする必要があるのでもあります。危機意識をきちんと持ってもらうためです。そしていざというときに身構えていただく。
当然、これが続ければ、原発は危険であり止めた方が圧倒的に安全であることの認識も広まります。
また原発賛成の方たちの中からも、運転の安全性に敏感になり、今回のような関電による相次ぐトラブル発生に大変厳しい目を向ける意識が育ちます。
だからこそ、政府も電力会社も福島原発事故までヨウ素剤の事前配布をしてこなかったし、今でも原発から5キロ圏内でしかやろうとしていないのです。
だからヨウ素剤配布は、人々の意識変革につながることで、事故の可能性を少しでも減らすことにつながります。さらに原発を全廃し、核燃料を安全な状態に移行させ、私たちが核の脅威から解放されていく日も近づけることになるのです。
同番組はまた一番大事なのは避難することであり、ヨウ素剤はその時のために配っていることもきちんととりあげてくださっています。
とくにこの点を非常に明解に述べて下さっている酒井隆明市長のインタビューは必見です。市長は次のように発言をまとめておられます。
「酒井隆明篠山市長:
他(の自治体)に先駆けての取り組みとなりますけれども、こういったことが良い例として広がればと思っておりますけども、篠山市は篠山市として、できるだけのことをやる、そういうことです。(引用はここまで)
以上、ぜひ同番組の文字起こしをお読み下さい!!
まうみさんにもう一度、心からの感謝を捧げます。
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篠山市に続こう!ヨウ素剤の事前配布を町や市に要求しよう!そして原発の危険性を周知していこう!
まうみ 2016年03月05日
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/d7a6537316310d867b0a017db9182de7
原発事故から子どもたちをどう守る?
~兵庫県篠山市がヨウ素剤を事前配布~
http://www.dailymotion.com/video/x3smqqd
安倍政権になって、原発事故の話、あまりテーマとして上がってこない。原発そのものも…。
まあ再稼働はね、ニュースで時々出てきますが、内閣としてはもう、それは電力会社と裁判の問題やからという感じですか。
むしろ安倍さんの目立つのは、原発輸出の方にすごく力を入れてるっていうのが見えますね。
今日は、その原発事故から子どもを守るために、兵庫県篠山市が、ヨウ素剤を家に配った、という話なんです。
福井県の高浜(原発)3号機が再稼働しました。4号機も、今現在、核燃料の搬入作業が完了しまして、これはまあ、再稼働してもゆっくり出力を上げていって、いわゆる営業運転になるのには少し時間がかかります。
今月下旬にも、営業運転になる見通しなんですが、そんな中、
山広さんもよくおっしゃいます、この原発の30kmの壁ですよ。
ここの若狭湾の所というのは、日本の43ある原発のうち、15基が集中していますから、原発銀座と呼ばれてるんですが、さあこの、原発から30kmのところに線を引いて、この中の自治体は、万一の時は事故対応のために、避難計画とかを作ってくださいとなってますね。
ところが、30kmからちょっと出たとこは、まあ言うたら、(そういうことを)しろとは言われてないわけですよ。
国としての財政的な後ろ盾も、だから無いわけですよね。そのへんで、30kmからちょっと外の自治体は、不安がってるわけですよねこれ。
そうですね。でも、その30km圏内も、避難計画作ったわけですけど、どれぐらい、じゃあ本当に、実効性があるのかということも含めて…。
一番困るのは、向こうから、放射能を浴びて汚染された人が来た時に、ちょっと待ってと。
どうスクリーニングするのもこれ、難しいことですもんね。
まあこの30kmラインというのもまだまだ問題があるんですが、若い世代の被ばくによる、甲状腺がんの発症を減らすために、30km圏内の自治体は、常に安定ヨウ素剤を役所内に持っといてくださいねとなってるわけです。
ちょっと今から医学の話をします。
甲状腺というのは、ちょうど喉仏のところ辺りにある、ホルモンを作るとこやと思ってください。
甲状腺ホルモンというのは、人間の成長に非常に必要なものなんです。特にだから、子どもにとっては大事。
で、甲状腺は、ホルモンを作る時に、ヨウ素を原料にします。
ヨウ素というのは、昆布わかめとかによう(たくさん)入ってますね。
だから、昆布やわかめを食べて、そこに入っているヨウ素で、甲状腺は甲状腺ホルモンを作るんですが、原発事故なんかで漏れてくる、放射性ヨウ素が入ってきた時に、甲状腺は、あ、オレの好きなヨウ素が入ってきたっていうて取り入れていくわけです。
そうすると、がんを発症する恐れがあるので、原発事故が起こったと思ったら、放射性ヨウ素が入る前にヨウ素を飲んで、ここ(甲状腺)をいっぱいにしちゃうんです。そうしたら、放射性ヨウ素が来ても、もう満員やから入りません、となるわけです。
普通のヨウ素で満たしちゃうわけですよ。極端な話、パクパクパクパクッて昆布を食えばいいんですけど、そんな大量をいっときに昆布食べられないから、こういうヨウ素剤ってのがあるわけですね。
これ、後でお見せしますけど、ちょうど仁丹ぐらいの大きさ。で、効果が24時間。ですから、24時間のうちに、放射性ヨウ素の無いところへ逃げてください、ということなんです。
救急用のということですね。
そうなんです。
で、福島の原発事故の時、実は原発近くの自治体は(ヨウ素剤を)持ってたんですが、わーってなった時に、はい、並んでよ、配りますってことにならんかった。
わーっとなって終わってしまった。で、ごく少数しか配布できなかった。
そして政府は、事故との因果関係を否定していますが、この福島の原発周辺で、100人を超える甲状腺がんが確認されています。疑いも含めて。
めちゃくちゃ多い数ですこれ。普通はね、これぐらいの人口やったら4,5人のところなんです。
現在、5km圏内では、だからもういざとなったらできないのだから、もう配っときましょうよとなってるんですけどね。
チェルノブイリでは、被ばくした子どもたちに、甲状腺がんが発症しました。
なので、ひとつ、50ミリシーベルトという基準を作って、それを超えそうな場合は飲ませてください。
で、そんな中、けっこうショッキングなデータが出てきた。
これは、兵庫県が作成した、大飯原発とか高浜原発が、もし万が一事故を起こした時に、放射性物質がどれぐらい飛散して、1歳の子が7日間でどれぐらい被ばくするかというシミュレーションなんです。
実はこれは、いろんなパターンで作ってます。
これは、篠山市が、この辺りが、最悪のパターンになるケースとして作ったものです。
となると、なんと、ここ(大飯原発)で事故が起こってるのに、もう下は姫路までが、ヨウ素を飲まなくてはいけない基準の3倍以上の放射性ヨウ素(が来ている)。
これ最悪のパターンですよ。これ北風やから冬場ですわ、1月ぐらいです。
丸の、正円の30km圏内っていうこの目安自体がなんか、あんまり意味が無い。
で、篠山市がね、おいおいと。
これ、30kmどころやない、うちが入っとるで、しかも一番濃いぞとなって、でも、ここ(正円30㎞圏内)以外のとこは勝手にせいの話になってますから、わかったと。
ということで、こういうのを配ることになった。
これ、ヨウ素が入ってるんです。
ちっこいもんです、ヨウ素自体は。
二粒入ってます。仁丹ぐらいの大きさです。
中学生が二つ、小学生やったら一つです。
一回分ですか。
一回分です。
で、これ飲んで、24時間以内に避難してくれ、ということなんですわ。
これを日本で初めて、30km圏外でのヨウ素剤の事前配布をした篠山市を、取材しました。
ナレーション:
兵庫県篠山市、人口およそ4万3000人。城下町情緒あふれる、観光と農業の町です。
再稼働した高浜原発からは、50km近く離れています。
先月篠山市は、3歳以上の市民に向け、安定ヨウ素剤の事前配布を始めました。
原発から30km圏外では、初めてです。
篠山市民:
いいことやと思うんですけど、できたらお薬使わんと済んだらうれしいと思うんですけどね。(原発から)離れてても、風向きによって放射性物質が飛んでくるっていうふうに聞いたんで、不安がね…。
篠山市民:
再稼働したことに対する不安な気持ちがあります。やっぱりこういうの(ヨウ素剤)が必要なときがきたら怖いなーとか。
ナレーション:
少子化が進んでいますが、会場に入りきれないほどの親子連れが集まりました。
最初に、アレルギー反応の有無など、健康状態の確認などが行われました。
篠山市長が取材に応じました。
酒井隆明篠山市長:
服用すればね、すべてが安全だということではありません。
まあしかし、自治体にとりましては、できることということになりましたら、こういうことしかありませんし。
ナレーション:
医師による説明会も、何度も行われています。
兵庫医科大学の医師:
甲状腺ホルモンは、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
甲状腺に放射性ヨウ素を取り込むと、将来、甲状腺がんなどを発症する恐れがあります。
特に、成長期にある子どもなど、若年層に影響があります。
ナレーション:
事故から24時間以内に服用すると、甲状腺がんの発症を減らすことができます。
吐き気などの副作用や、服用の仕方についての説明も、繰り返し行われました。
兵庫医科大学の医師:
妊娠されてる方が、この安定ヨウ素剤を飲んだときに、胎児、お腹の中の子どもに影響を及ぼす可能性がある、といわれています。
ナレーション:
大半の市民は、事前配布を評価していましたが、事故を身近に感じると、不安を口にする母親も少なくありません。
母親:
万一のこと(原発事故)があることもあるんだなと、すごく切実に感じました。
このヨウ素剤を配ってもらうことはどういうことかっていうことを、(我が子に)少し説明したんですけど、「私は病気になったり死んだりするんかな」と言って泣いてたんです。
それがすごい、子どもをこんなに不安にさせることなんやなって思いました。
ナレーション:
事前配布ですが、政府は5km圏内、避難計画作成も30km圏内以外は必要ない、としています。
酒井隆明篠山市長:
(原発から)30kmを超えるとじゃあ絶対安心かというようなことは、実際50kmでもそういうもの(放射性物質)は飛散しますから、
やはり50kmの自治体にとりましても、できることはきちんとやるべき責任があるんじゃないかと。
ナレーション:
篠山市に衝撃を与えたのは、兵庫県による(原発)事故時の放射性物質の拡散予測でした。
一歳児の被ばく線量が、ヨウ素剤服用基準を、大幅に超えていたのです。
酒井隆明篠山市長:
篠山にも、安定ヨウ素剤服用の基準の3倍を超えるような、放射性物質が飛散してくる可能性がある。
ナレーション:
服用基準は、チェルノブイリ原発事故(1986年ウクライナ)による、甲状腺がん調査から作られました。
篠山市の大半の地域が、基準の2倍以上で、危機感を募らせたのです。
酒井隆明篠山市長:
市民とか専門家を入れて、検討会を設けて検討しましたけれども、やはりこの避難とともに、安定ヨウ素剤の事前配布、服用が必要だというような結論になりました。
ナレーション:
篠山市は、事前配布を実現するため、3年あまり、市民を交えた議論を重ねてきました。
薬物配布に際し、医師の説明を必要とする法律との兼ね合いなど、課題は山積みでした。予算の確保も問題でした。
酒井隆明篠山市長:
(安定ヨウ素剤)一丸が6円という、非常に安価なものですから、そのもののお金はそれほどかからないんですけれども、やはり安全に配布する、安全に管理をしてもらわなければいけませんので、こういった説明会、お医者さんや薬剤師さんの協力も必要ですし、 多くの職員も、こういった配布の手続きに加わる必要がありますので、それの負担がやはり大きいと思います。
ナレーション:
ヨウ素剤は2万個用意しました。
費用は12万円と、大きな額ではありませんが、説明会開催費や医師への支払いなどで、合計592万円かかりました。
篠山市は、政府に支援を要請しましたが、受けられず、独自負担しました。
市民:
(原発事故が)起こってからもらいに行くような感じだと、落ち着いて話聞けないと思うんですけど、こうやって前もってもらっといたら、冷静に話を聞けた。
ナレーション:
福島の原発事故では、ヨウ素剤の配布は徹底されず、不必要な被ばくに至りました。
事故後の検査でも、100人を超える甲状腺がんが確認されています。政府の事故への備えは、十分と言えるのでしょうか?
酒井隆明篠山市長:
他(の自治体)に先駆けての取り組みとなりますけれども、こういったことが良い例として広がればと思っておりますけども、篠山市は篠山市として、できるだけのことをやる、そういうことです。
スタジオ:
さっきの地図をもう一度出してください。
これは、こっちから強い風が(東北から西南に)吹いていると想定してますね。
そうすると、篠山どころか姫路ですら、飲まなあかん量の倍はいくんですわ、被ばく量が。 兵庫県が作ったからこうですけど、風向きがこうなったら(南下する)、大阪だってそら、可能性無きにしもあらずですわな。
で、篠山市はおっしゃってます。何よりも大事なのは避難です。
国は、事故対策を30km圏内にしていますが、圏外でも危険は否定できません。ヨウ素剤は万能ではありませんが、できる限りの備えをする責任があります。
これ、劇薬なんですよね。
だから、お医者さんがちゃんと説明してくださいとなってるんです。
で、そんないちいちね、そんなうわーっとなってる時にね、皆さん説明しますねーって…無理やと思うから、事前に説明会を開きましたと。
で、説明会、ぎょうさん来てはりましたよね。関心高いですね、やっぱり。もうぎっしりだったんですって。
篠山市では、2月は毎週末に、事前配布と説明会を実施していますが、他の自治体からも見学に来てるそうです。
どんなふうにやってんのかな、ということですね。
で、篠山の場合は、人口が4万3000人なのでなんとかなるんですが、大都市になった場合、それだけの人間に説明会を開けるのか、という問題もある。
例えばね、大阪都構想の時、できるだけ説明会開きましたやん。やれんことはないと思いますけど、じゃあお金はどうするの、とかね、問題が出てきます。
あと、副作用がございます。
だからお医者さんがちゃんと説明せなあかん、ということなんですね。
あと、妊婦さんは飲んじゃだめ。
一歳未満の子も飲ましちゃだめ。
一歳未満の子はね、それやったら昆布飴擦りつぶして飲ませる、でいいんですって。
*まうみ注:
この副作用のところで、守田さんからの大切な訂正があります。
ここには少々誤りがあります。
最後の方で、「妊婦と1歳未満の子は飲んではいけない」と語っているところです。
この点は、篠山市の側の説明も不明確な点があったので、毎日放送の責任とは言えないのですが。 飲んではいけないということではありません。
確かに、胎児に対する非常に小さなリスクはありますが、それよりも、母体と胎児を守るメリットの方が断然高いので飲むべきだ、というのが私たち検討委員会の結論です。
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↓文字おこし続き
自治体としてやれることを精一杯おやりになっているんだと思いますけど、国策で高浜を再稼働するって言ってんだから、国が面倒見るべきなんですよ、こういったこともね。
まあ、予算がけっこう大変だとおっしゃってました。
やっぱりお医者さんに必ず来てもらわなければいけませんし、こういう入れ物だってこれぐらいにしておかないと、これだけ渡したら絶対に間違って飲んじゃう。どこか行っちゃうとかね。
実際、こういう時のメディアだから、こういうのをやってもらったらありがたいし、ちょいちょいやってもらいたいですね、忘れんうちにね。
ヨウ素自体は1個6円と安いので、別にそんな、べらぼうにお金がかかる事業でも無いと思うんでね。
事前配布というのは、篠山のケースから学ぶべきかなと思うんです。
今日は、ヨウ素剤を事前配布しました、兵庫県の篠山市のケースについてお伝えいたしました。
↑以上、文字起こしおわり