ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

外貨預金損か得か

2016年06月29日 11時56分01秒 | 雑感
風邪で体がだるい。まともな思考力なし。単純な計算ならできる。頭の体操である。

日経新聞に某銀行の広告あり。外貨預金である。米ドル1カ月もので年利12%。
税引き後は9.562%である。

為替レートは日々変わるが、計算を単純にするため、1ドル=100円にしておこう。1万ドルの米ドル預金をする。

ドルを買うために為替手数料を支払わなければならない。1ドルにつき1円である。

ということは、1万ドルの外貨預金に必要な円は、1万ドル✖100円で100万円。それに為替手数料がかかる。為替手数料は1万ドル✖1円で1万円。合計で101万円。

受取利息は1万ドル✖9.562%=956.2ドルのはずだが、実はこれは年利で、実際は1カ月ものだから、956.2の12分の1で、79.68ドル。

利息を加えた米ドル預金10079.68ドルを円に戻す。10079.68ドル✖100円で1、007、968円。しかし為替手数料は1ドルにつき1円だから、10080円である。

とすると、円の手取り額は1007968円ー10080円=997,888円。

当初に米ドル預金に必要な円は101万だった。

997888円ー1010000円=-12,112円。

高い利息を貰えるようで、実際は目減りしてしまう。円安になれば黒字になるが、円高だとなお赤字が増える。

預金というより、ドル円取引と変わらない。

これなら、FXの方が為替手数料が安いだけマシと思える。

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