今年の3月のことだ。今年は坂東三十三観音霊場めぐりを成就する予定が、旅行会社のツアーはコロナの影響で中止。秋以降に延期した。(もっとも8月現在、秋以降のツアーも中止だ。今年、来年春は無理だろう。)
それではということで、近場の観音霊場めぐりに切り替えた。鎌倉観音霊場は去年廻ったので江戸三十三観音霊場を廻ろうとした。
結局は、一日で、やめた形になっている。
昭和新撰江戸三十三観音霊場は、江戸時代の観音霊場とは札所が違う。異動がある。それ故、「昭和新撰」という名前になっている。
第1番札所は浅草寺で、これは江戸時代と変らない。
3月11日というと、すでに外出自粛が云われていたので、浅草寺も参拝客は少なかった。
浅草駅前の吾妻橋。スカイツリーも見える。
雷門。いつもは観光客で鈴なりだが、自粛モードで昼前なのにガラガラだった。
仲見世も人の姿が乏しかった。
宝蔵門。
本堂。
朱印所も空いていた。江戸三十三観音霊場は専門の朱印帳がない。雷門の派手な朱印帳を買い求めた。
8月現在、東京の感染者も増えているので、秋になってお詣りもできないだろう。このまま中断になるかどうか。
浅草寺から駒形橋まで歩く。ここに駒形堂がある。江戸時代は、ここが第2番札所だったのだ。