丹沢の大山に向う。この時は、大山の頂上まで登る予定にした。いつもは、ケーブルで行ける大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)の下社までだったが、頂上の奥社まで登ろうと考えた。
原則として、私は体力がないので、奥社は、どの神社も敬遠している。
大山阿夫利神社は、江戸時代、各地に大山講ができるほどの人気スポットだった。当時は、大山不動として信仰された。明治の神仏分離で大山不動は廃寺になり、大山阿夫利神社が残った。
廃寺になった大山不動は明治18年に現在地に大山寺として再建された。下社の下にあり、大山ケーブルでは不動前駅となっている。
阿夫利神社は大山が水の恵みをもたらす山として信仰されたから、こう呼ばれたのだ。阿夫利=雨降りの意である。
大山阿夫利神社を関東総鎮護というのは、大山頂上から関東平野を一望できるからである。
まず下社をお参りする。
社殿。
下社からの眺望。一部分しか見えない。
上社の登り口は社殿の左にある。