相模十三社の一つ・宇都母知(うつもち)神社を参拝する。
湘南台駅から綾瀬車庫行きのバスを利用すると、神社前で下りることができる。ただ本数は少ない。1時間に1本である。バス便数が多いのは慶応大学行きだが、ここでおりると、10分以上歩くことになる。
小春日和のポカポカ陽気の日だった。
バス停から富士山が見えた。右に丹沢山系が見える。手前の一番高い山が大山である。富士山と大山と、霊山を二つ見ることができる。神社を建てたくなる場所である。
バス停から歩くと、神社の横から入ることになる。境内の入口に鐘楼があった。神社から道を隔てているが、昔は境内の中にあったのだろう。
正式な参拝道へまわる。
前は畑だった。
拝殿。祭神は天照大神である。日本国総風土記によると、495年に祭祀が行われたという記録がある。古社である。
社務所。以前は無人だったが、現在は、水曜日以外は常駐しているという。自分が行ったときは無人で落胆したが、ブラブラしていると、神社の人がやって来た。朝の清掃をしていたようだ。
神社の外を歩く。梅を見る。もう萎み始めていたのには驚いた。ここは暖かいのだろう。
再び富士山を見る。中央の一番高い山が大山である。