大和市に鎮座する相模十三社の一つ・深見神社を参拝する。大和駅の東口から出て、相鉄線の線路に沿って歩く。
大きな建物が目に入った。「シリウス」という文化施設である。図書館が入っていて、1階にスタバがあった。
シリウスの前を通り過ぎ、相鉄線に沿って歩くと、案内板があった。坂道を下る地点である。つまり、深見神社は高台の上にある。
道に鳥居が立っている。
横に石碑がある。1791年に建てられた。当時から相模國十三坐(社)の一つとして知られていたことを示す。
二ノ鳥居。
社殿。
社務所の横に東参道があり、別の鳥居が立っている。この下は谷間になっているが、これが問題である。
深見とは、昔は深海と呼ばれていた。この付近は、相模湾が深く入り込んでいたらしい。船で往来していたという。深見神社は、相模湾を臨む地に創建されたのだ。
太古、海面は現在よりも高かった。相模國一之宮の寒川神社は海辺にあった。このことは知っていたが、大和市は寒川よりも遙か北に位置する。地図を見れば分かる。ここまで相模湾が入り込んでいたとは意外だった。