佃島に鎮座する住吉神社を参拝する。
地下鉄・月島駅で下り、隅田川方向へ歩く。佃大橋の近くにあるが、場所はわかりにくい。
隅田川沿いに立っている赤い鳥居が目印になる。
何十年か前に来た事があるが、風景は一変し、高層マンションが林立している。
神社が小さく見えるのは仕方ない。
時節柄、七五三の祈祷を受ける人がいた。コロナ感染予防のため、ここは予約制である。他の神社も同じだろう。
高層マンションが威圧的である。
境内に鰹塚があった。人間様のお腹の中に入った鰹の霊を慰めるためだ。日本人には、こういうところがある。
祭神は、住吉三神である。底筒之男命(そこつつのおのみこと)、中筒之男命、表筒之男命である。航海安全の神様で、佃島は江戸湊の入口にあった。
月島駅に戻ると、多くの人がエスカレーターで上がってきた。昼前だった。月島のもんじゃストリートへ行く人たちだろう。今では、佃島より月島である。