雨引山楽法寺を参詣後、岩瀬駅に戻る。水戸線で笠間駅まで乗る。
笠間駅前は何もなかった。コンビニもない、珍しい駅である。駅の横に観光案内所があり、レンタサイクルを利用できる。笠間市内はアップダウンがないから自転車が便利だ。バスは循環バスがある。
坂東三十三観音霊場・第23番札所の正福寺はつつじ公園の前にある。正福寺は以前は観世音寺と呼ばれていた。私が持っているガイドブックでは観世音寺になっている。
もともと正福寺という寺号だったが、明治の廃仏毀釈でお寺は消滅。本尊などは信者の家で管理されていた。昭和5年(1930年)に現在地に佐白観音堂として仮本堂が建てられ、その後に観世音寺と呼ぶようになった。平成24年(2012年)にもとの正福寺に改められた。
門。簡易な門である。実は、正福寺の建物は、仮のものであるらしい。私のガイドブックでは本堂は仮本堂と記されている。
参道。ツツジは終わっていた。
階段を上がると、満開の花があった。シャクナゲである。
本堂。仮本堂のつもりがそのまま本堂になったようである。やや簡易な印象がある。
地蔵像の背後の階段を上がると、つつじ公園の入口である。見頃は過ぎたといい、入園料も500円の所を300円にしてあった。下から見ると、まだツツジの花が残っているようなので歩くことにした。