平成27年12月、伯耆大山を観光する。大山というと、神奈川県人にとっては、丹沢の大山(おおやま)を頭に浮かべるが、全国的には、鳥取県の(伯耆)大山の方が有名である。こちらは「だいせん」と読む。
志賀直哉の「暗夜行路」の最後で主人公が悟るのは、伯耆大山においてである。ということで、一度、行きたかったところである。
大山と、崖の中腹に建てられた、今でもどうやって建てられたのか分からない、投入堂(三仏寺)を参拝するプランを立てた。
米子駅からバスで大山温泉まで行く。12月になるとバスの本数が少なくなるのを知らなかった。
大山温泉に到着。
道を真っ直ぐに歩けば、大山寺(だいせんじ)に至る。
大山寺山門。大山寺はもともと伯耆大山を御神体とする山岳宗教が基になっている。従って、明治以前は神仏習合だった。
本堂。明治以前は、大日堂だった。明治以前の本堂は現在では大神山神社奥宮となっている。