人口減

見たくない現実。見たくないものは見ないのが日本人の得意技。

増田寛也の地方消滅は、見たくない現実を摘出した。

「地方自治体は、２０３０年、いや４０年までは人口減問題にかかりきりになる。」

これが現実です。

「第２子や第３子の教育費は、大学卒業まで国が全額負担する位の支援がほしい。」

金には限りがある。



高齢者の受難の時がくる。

しょうがない………。今のうちですよ、今のうち。

佐藤優

佐藤優、野に放たれた狼。

英霊

靖国神社に祀られている戦死者を英霊という。本当に英霊と云っていいのかどうか。

陸軍と海軍合わせて２４０万の戦死者だった。

そのうちの７０％が餓死者・栄養失調による死だった。敵の弾に撃たれて死んだのではない。



太平洋戦争について回顧するなら、まずこの点を反省しなければならない。

戦後７０年

７０年というのは半端だ。なぜ話題になるのですかね。５０年とか、１００年なら、話はわかる。

何か、話題を誘導されている気がする。

そもそも今我々はどういう立ち位置にあるのか？　そちらの方が重要でしょう。

２０１５年は「戦後」なのですか？　それとも「戦前」なのですか？

今の世界を解釈する方がマスコミの役割に思えるが、誰もこの世界がどうなっているのか、どこへ行くのか、分からないのじゃないか。

ＮＨＫの大河ドラマと同じで、歴史はいくらでも弄べる。自分たちが歴史を弄んでいることを知らないで、真顔でいうから信用できない。

ＭＲＩ検査

関東労災病院へ行く。ＭＲＩで脳の検査を受ける。物忘れが激しくなったからだ。

１３日の仏滅とは縁起が良くない。金曜日でなかったのが幸い。

ＭＲＩ検査は、閉所恐怖症の人には向かない。魚雷管に入れられた気になる。それに音がうるさい。検査時間は２０分間、ずっと大きな音がしていた。

頭は動かせない。気分が悪くなったときの合図のボタンを手に持たされる。

結果はどうなるか？　１週間後に担当医の診察を予約している。

山王日枝神社

東京ビジネス街のど真ん中にある山王日枝神社。やや小高い丘の上に鎮座。

神社から下界を見ると、こんな感じ。





普通なら上がるのに一汗かくところだが、ここは汗をかかなくてすむ。

なぜなら、エスカレーターがあるから。

エスカレーターを設置できるぐらいだから、資金力があるのだ。

東京大神宮

東京で屈指の縁結びの神様を祀る。

ここへお参りすれば、縁結びの功徳まちがいなし。

ありがたい神社である。

2015/08/09 22:28

昼間、暑くて、昼寝できず。

夜になると、グッタリボンヤリの毎日。２１時頃、近くのブックオフに古本を売りに行った。

自転車で行ったが、結構感覚があやしい。事故でも起こしそうだと感じた。

先日は、ナイフで指を切った。ナイフを使うと危ないなと分かっていても、使って怪我をする。

高齢者が詐欺にあうのも分かる。危ないと分かっていても、無防備なのだ。この感覚を伝えることは難しい。

危険を避けることが面倒、といったらいいのだろうか。

ヒトラーはノーベル平和賞候補だった

本屋で、「なぜヒトラーはノーベル平和賞候補になったのか」という帯が目に入った。

思わず、目が点になった。そうでしょ。こんなことは今まで聞いたことがなかった。長生きはするものである。

「マネー戦争としての第二次世界大戦」（武田知弘）という本である。早速購入した。

ヒトラーがノーベル平和賞候補になったのは、１９３９年である。第二次世界大戦が始まった年である。

いかに人が現実を見ることができないかがわかる。

前年のチェコのズデーテン地方の割譲問題を平和的に解決したことが評価の対象になったらしい。

ジョークにしてもひどいものだが、それはその後の歴史を知っているからだ。

老後破産

新潮社から発売された「老人破産」を読んだ。統計データはなく、映像的。

細部は置いておく。

年金が少なくて、生活破綻に追い込まれる、ということである。もちろん、預金も乏しい。

国民年金だけだと、月額は６５０００円ぐらいにしかならない。それもずっと過去にずっと保険料を払った数字だ。

これじゃ生活できない。生活保護を受ければいいと思うが、年金を貰っていると、生活保護を受けられないと誤解している。

年金を貰っていても、生活保護は受けられる。

生活保護の支給額は、地方によって違うが、だいたい月額１３万円ぐらいか。年金を月に６万円貰っているとすると、差額分（７万円）は生活保護の給付を受けられる。

これは自分で申請しなければならない。役所から手をさしのべることはしない。冷たいだろうと思うだろうが、役所としては、生活保護は少ないに越したことはない。財政難だから。

この本の事例では、自分の葬式代にするため預金の残高が５０万円あるために、生活保護を受けられない、というケースが取り上げられている。

妙な言い方だが、随分バカ正直な人だなと思う。預金を下ろして、タンス預金にすればいいじゃないか。

そうしている生活保護者は多い。

公共放送では、こういう裏手はいえない。

生活保護の給付額も減額されつつある。今後はなおさら減らされるだろう。医療費、介護費も無料だが、これからは使い勝手が悪くなると予想している。

室温３０度

クーラーを効かせても、室温３０度。

オンボロ・クーラーだ。

２０１５／８／７

病院へ行く。

手違いで、延々と待たされた。本を一冊読み終えてしまった。

「死と闘わない生き方」（玄侑宗久・土橋重隆）を読んだ。現代の医療を否定的に見るこういう本を病院で読むとは。

ガンは治すな、とか、死とは闘うな、とか、こういう本が出版されるようになったのも時代の趨勢だろう。

治療疲れ、生き疲れの時代が来ている。

バテバテの記

この猛暑はキツいです。バテバテ。

長期予報によれば、中旬は平年並みだが、下旬は猛暑復活だそうだ。

これはたまらない。山の温泉か、北海道へ逃避するしかなさそうだ。

朝とか午後はまだもつが、夜になるとうだってきて、思考力がなくなる。

こういう時は、考えても仕方ない。間違いの元だ。

羽黒山

出羽三山神社参拝。

麓に五重塔がある。神社なのにヘンだが、神仏習合時代の名残である。





国の天然記念物に指定されている爺杉もある。

訪日客のトラブル

日経新聞に訪日客のトラブルを減らそうと社説が掲載された。

”爆買い”とテレビ番組で騒いでいるが、爆買いで喜ぶのは経営者である。末端の従業員にとっては災難である。

中国人観光客のマナーの悪さはひどい。もう６年前になるだろうか、マナーの悪さを観光バスの運転手から聞いた。

「ノイローゼになってしまいますよ。ともかく、うるさい！バスに乗っている間中、騒ぎ放しですから、頭がおかしくなります。」

まともに運転できないと嘆いていた。それにバスの奥で排泄するという。酷いときはクソもする。後始末でイヤになる、と。

中国人観光客は、ホテルのアメニティーばかりではなく、備品まで持って行ってしまう。一番酷い例は、液晶テレビを持って行かれた、という話をきいた。

タオルやシャンプー類は持って行くのは当たり前。



私も中国人観光客が来ると避ける。旅の楽しみが台無しになってしまうからだ。特に温泉だと悲劇である。中国人観光客が入浴している間は、入るのを避ける。浴場の中で大声を出して耳がツンボになりそうな経験をしたからだ。

先月の釧路でも、中国人観光客がやってきた。道東の旅で、多分、知床めぐりだったのだろう。

まずいなぁ。大浴場がなかったのが幸いだが、モーニングがかち合うのは避けたい。ホテルのフロントにきく。

ホテルも承知していたのか、×時×分に出発ですと答えてくれた。逆算すれば、中国人が食べない時間帯がわかる。

今や、旅行先を決めるときは、中国人の来ない時期、来ない場所を選ばなくてはならない。

今後もこの傾向が強まろう。日本人客をとるのか、中国人観光客をとるのか、経営者にとっても悩ましいところだ。

もし中国で反日感情が再発したら、それで中国人観光客は激減するだろう。失われた日本人客が戻る可能性も低いからだ。